物欲が止まらない。

ニッケル水素電池メーカー別自然放電耐久対決!

2021/11/27
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これうちにある充電できる単三電池。
すべてニッケル水素電池ではあるけどメーカー・ブランドがカオス。
旧サンヨーのエネループから始まり、パナソニックに吸収された後の新エネループ、Amazonベーシック、新興系中華メーカー、東芝のIMPULSE、、などなど
その時々で一番安くて評判がいいものを購入してこうなったわけだけど、せっかくなんで同時期に購入したニッケル水素電池の自然放電の速さ(遅さ)を検証していこうかと思う。

検証に選んだのは、以下の代表的なブランドと中華系ブランド
  • Panasonic eneloopスタンダードモデル
  • Amazonベーシック(eneloopの同じ?OEMという噂も?)
  • 東芝IMPULSE
  • Bonai(中華系メーカーの2300mAhのやつ)
※これら検証用にすべて同時期に購入したもの(ただしAmazonの倉庫で眠っていた期間は考慮できない。)

この4つのブランドを満充電にして後は防湿庫で同じ温度で放置。
自然放電までの期間を検証してみる。


違うメーカー・ブランドを混ぜて充電しても大丈夫か?
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まずこれらを混ぜて充電しても大丈夫かというお話
結論からして大丈夫。
ソースは、、説得力はないかもしれないが、数十年自分がそうしてて、今までで何の問題ないから。
あと残量チェックできるメーターを使って検証もしている。

ちなみに電池使用時に混ぜて使うのも、問題はないけど、一番品質が悪いものに引きずられるので効率は悪くなる。同じスペックの充電池をすべて満充電にして混ぜて使うのも理屈で言えば問題はないけど、電池ごとにスペックは僅かに違うわけだし、メーカーが推奨している通り「混ぜて使うな」がまぁ正しい。まぁでも緊急時などそうも言っていられない時は混ぜて使ってもいい

アナログ電波時計や一部の機器で充電池が使用できない場合があるので注意は必要



満充電にして防湿庫へ
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2022年1月。まずは充電。
満充電にして、すべての電池の残量をチェック。

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念のためすべてが満充電になっていることを確認。
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あとはカメラ用の防湿庫に放置。
これで温度と湿度が一定になる。
そして定期的に取り出し充電容量を計測。という方法


自然放電のチェック

  • 1週間経過
    とりあえず週間経過
    IMG_1501.jpgIMG_1502.jpgIMG_1499.jpgIMG_1500.jpg
    まぁ当然かもだけど変化なし
    これ以降は毎週計測し何らかの変化があった場合に追記していく。

  • 2ヶ月経過
    IMG_2801.jpgIMG_2803.jpgIMG_2804.jpgIMG_2802.jpg
    ほぼ変化なし。

  • 8ヶ月経過
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    全体的に下がった? 
    IMPULSEがギリギリ「Good」といったところ。


  • 1年経過
    ちょっと撮影をサボっていて1年と2週間といったところ
    IMG_9093_2023020616141121c.jpgIMG_9095_2023020616141438b.jpgIMG_9096_2023020616141672a.jpgIMG_9097_20230206161417c41.jpg

    IMPLUSが若干やばくなったような。。
しかし大差ない。


後は気が向いたら更新・追記していく。


結論:全部Amazonベーシックでいい?

品質がいいのはやはり信頼のeneloopか。さすがサンヨーブランド時代から続いているだけある。
そしてコストを考えるとAmazonベーシックが一番かもしれない

AmazonベーシックはパナソニックのOEMという噂があったが、eneloopの廉価版といった感じなのか、やはり別商品。品質には差が出た。けどこの商品は圧倒的に安いというのが特徴。品質と価格のバランスが取れている。

Bonaiは最も安いとはいえ差があまり見られなかった。とりあえずよく分からない新興系中華は避けたほうがいいと思ったけど、放電に関してはそんなことはないみたい。
あとIMPLUSに2年後に少しヘタレが見られたのが気になる。こちらは長期保存には向かないようだ。
東芝なので今となっては日本メーカーと言えるのかは微妙なところだけど、自分の中では東芝ブランドは健在なので少し残念。ただ誤差の範囲内であるので、もう一度違う個体で行えばまた違う結果になるのかもしれない。

これらすべての単3電池を利用していて、特に使用する上で不便を感じたことはなく、差が出るのはこの自然放電くらいだろうと思ったが、その自然放電さえもそんなに差が見られなかった。

となると、結局、安価なものを選べばいいということになる。

ただし、
価格は常に変動しているので、オススメも変動してしまう。
中華性は特にだけど価格は常に変動している。
結果おすすめも変動してしまう。
この記事の結果と表示されている1本あたりの現在の価格を考慮して、どれが一番良いのかを各自で判断すればよいかと思う。
ただ、おそらく他の商品価格に合わせて絶妙な低価格で調整しているAmazonベーシックを購入すれば、常にほぼ間違いはないかと思われる。

さらにAmazonベーシックがおすすめの理由としては、ブラックフライデーやタイムセールなどセール中に安価になること。この期間中はAmazonベーシックブランドの乾電池はすべてお安くなり、無双状態になる。セール中に買うならこれ一択となる。
しかも在庫も豊富で品切れになることはめったにない。なのでメーカーの推奨する「違う電池製品を混ぜて使うな」にも従うことが出来る。
安さに従えばおすすめはBonaiではということになるが、Bonaiなる新興ブランドは製品がいつ生産中止になるかが分からないし、そもそもメーカー自体の存続も今のところなんとも言えない。


結論、Amazonベーシックニッケル水素電池で良い

そしておすすめはAmazonのセール期間中にまとめ買い。


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