マグネット式USBケーブルの互換性について

コチラの写真。とっても便利なマグネット式USB。
これらのマグネット式USBケーブルの互換性の見分け方について記述してみる。
他のサイトでは同一商品の第○世代と第○世代の互換性の確認というものが見受けられるが、この記事では異なるメーカー、ブランドでの互換性まで踏み込んで記述して見る。
TypeC、マイクロUSB、ライトニング・・、解決しないUSBケーブルの規格問題。

現在はTypeCに統一されそうな勢いではあるが、マイクロUSBのものもまだまだたくさんあって、さらにiPhoneユーザーはこれにライトニングケーブルが加わってしまう。
iPhoneがTypeCを導入すれば一気にTypeCに統一される流れになりそうなのに、一向に対応する気配がない。(iPhone14から対応との噂はある)
iPhoneがTypeCを導入すれば一気にTypeCに統一される流れになりそうなのに、一向に対応する気配がない。(iPhone14から対応との噂はある)
それらを解決する手段は以前にも記事に書いたことがある
↓こういったマグネット式のUSBケーブル。

・USBマグネットケーブルのすゝめ 中華製品とサンワサプライ(旧製品)のものは互換あり
https://monohoshii.jp/blog-entry-24.html
こちらの記事は充電専用のケーブルのサンワサプライ製とある中華製との互換性を記述したものだが、今回はデータ通信出来るケーブルの互換性についても詳しく記述してみる。
充電が必要な機器すべてにこのマグネット式USBを導入すればTypeC、マイクロUSBなどの規格の違いは意識する必要はなくなる上に、充電ケーブルを刺すという動作が楽になり、さらに抜き差しの回数が減る分、充電端子の保護にもなる。
↓こういったマグネット式のUSBケーブル。

・USBマグネットケーブルのすゝめ 中華製品とサンワサプライ(旧製品)のものは互換あり
https://monohoshii.jp/blog-entry-24.html
こちらの記事は充電専用のケーブルのサンワサプライ製とある中華製との互換性を記述したものだが、今回はデータ通信出来るケーブルの互換性についても詳しく記述してみる。
便利だけど互換性がややこしいマグネット式USBケーブル
充電が必要な機器すべてにこのマグネット式USBを導入すればTypeC、マイクロUSBなどの規格の違いは意識する必要はなくなる上に、充電ケーブルを刺すという動作が楽になり、さらに抜き差しの回数が減る分、充電端子の保護にもなる。
しかしながらこのマグネット式USBケーブルも規格が統一されているわけでなく、ややこしい上に怪しい中華製品で溢れているのも事実。その互換性についても後述する。
マグネット式USBケーブル市場は中華メーカーの乱立と消滅の繰り返し
2021年現在、Amazonで「マグネット USB」などと検索したらA.S、SUNTAIHO、Melonboy、VAFOTON、HYDOODなどなどよく分からないメーカーが沢山。
これらはほぼ全て中華メーカーと考えて良い。
少し前まではDaiad、USLION、Tumautなどというメーカーが乱立していたが、それらはいつの間にか消えているか、在庫切れで入手できない状況となっている。
それによって、同じメーカーでマグネット式USBケーブルを揃えようとしても、断線したりして、買い替えたい、あるいは数年後に機器が増えて追加で欲しくなった、、というよくあるケースで、過去に購入したそれらのメーカーは消滅していて、同じメーカーのものが手に入らない、、なんてことも多々ある。
それによって、同じメーカーでマグネット式USBケーブルを揃えようとしても、断線したりして、買い替えたい、あるいは数年後に機器が増えて追加で欲しくなった、、というよくあるケースで、過去に購入したそれらのメーカーは消滅していて、同じメーカーのものが手に入らない、、なんてことも多々ある。
実際は消えているわけではなくて、例えばDaiadという名前だったメーカーはその後、USLION→Bastecと名前を変えて同じような形状の商品を出していている。これらはブランド名だけを変えて工場や開発会社は変わっていないと思われる。これらを調べる手段はないので、あくまで推測ではあるが。
とにかくこういう中華系メーカーが商品出しては消えてまた名前を変えて似たような商品を出すというのを数年単位で行っていて、ブランドや品質の見分け方、及び互換性の確認などを非常に困難なものにしている。
これはマグネット式USBというのは事故が起こりやすいシビアな商品であるために、その責任を回避するために定期的に会社名、ブランドを変更しているものだと思われる。Amazon中華製の闇でもある。
安心なメーカーとして国内メーカーのサンワサプライのものが挙げられるが、こちらは互換性が不明瞭で、高価であるという致命的なデメリットがある。
互換性の見分け方
ただ、これらは形状とピンの数というものを意識しておけば、中華製品であっても大体が互換性があることに気づく。
ただし自己責任で。特にいきなりスマホで互換性を試すのは危険!まずは安物のバッテリーや要らなくなった機器で試してみて欲しい。
ただし自己責任で。特にいきなりスマホで互換性を試すのは危険!まずは安物のバッテリーや要らなくなった機器で試してみて欲しい。
その互換性の見分け方について簡単に記述していこうかと思う。
形状
- 円形の形状・・・接続時くるくる回転させても外れない。方向性がなく楽。
個人的にはこちらがおすすめ - 楕円形の形状・・・接続時くるくる回転させると外れる。方向性ある。上下の区別はない。
こちらの楕円形の形状の商品は互換性がややこしく、おすすめできないので当記事では触れないことにした。
ピンの数
こちらは5ピンの例。
そのままだが、赤枠のピンの数が5つあるから5ピンと呼ばれる。
以下の写真も右側がケーブル側の写真だが、こちらのピンの数を数えてみよう。それぞれ1つ、5つ、7つとピンがあるのが分かるが、これが要するに○ピンのピンの数。それぞれの特徴も記述。
そのままだが、赤枠のピンの数が5つあるから5ピンと呼ばれる。
以下の写真も右側がケーブル側の写真だが、こちらのピンの数を数えてみよう。それぞれ1つ、5つ、7つとピンがあるのが分かるが、これが要するに○ピンのピンの数。それぞれの特徴も記述。
この形状とピンの数があっていれば大概は互換性がある。
ただしこれらは各メーカーが公式に認めているわけではないので自己責任で
ただしこれらは各メーカーが公式に認めているわけではないので自己責任で
こちらの写真のように円形でピンが7つあるもの
すべてのスマホや充電が必要な機器をこれに統一してもいいと思う。
まず円形がおすすめなのは形状を見たら想像がつく通り、方向に自由度があり、取り付けがやや楽ちんだから。また楕円形のものは検証するまでもなく、様々なピン数やサイズ違いが存在していて、互換性も複雑のようだ。
殆どの機器は5ピンでデータ通信できるけど、最新のiPadなどで5ピンではデータ通信できないものがあるらしいので、とにかく間違いないのは7ピンのもの。
前述の通り、5ピンと7ピン混在させてしまうと事故の原因にも成りかねない。
今は5ピンで間に合ってても将来は7ピンにしか対応しない機器が増えるだろう。なら今のうち7ピンで統一しておくべき。
前述の通り、5ピンと7ピン混在させてしまうと事故の原因にも成りかねない。
今は5ピンで間に合ってても将来は7ピンにしか対応しない機器が増えるだろう。なら今のうち7ピンで統一しておくべき。
価格もこの手の商品の7ピンが出てきた当初より、だいぶ落ちてきたので5ピンとの差額もなくなってきた。
筆者は円形1ピンのものを一昔前に大量購入してしまったため、円形1ピンと円形7ピンが混在している状態。(円形5ピンのものは隔離している)
今から揃える場合は、スマホなどデータ通信を伴う機器を一つでも所有していて、それをマグネット式USBにしたいなら、もういっそのことすべて円形7ピンで揃えておけばいいと思う。
その他手を出さないほうが良い独自規格
楕円形は独自規格が多いので手を出さないほうが無難なのは前述の通りだけど、円形にも3ピン、6ピンなどの独自なピン数のものが稀にあり、それぞれ互換性は試してはいないものの、私が5ピンに7ピンを接続してみてスマホを壊したのと同様に、互換性がないどころか壊れてしまう可能性も高いと思われるで、手を出さないほうが無難。
またこういう珍規格商品は今後、入手も厳しくなると思われる。
またこういう珍規格商品は今後、入手も厳しくなると思われる。
結論まとめ
- 形状は円形がおすすめ
- 充電のみに絞るなら1ピンに統一
- 1ピンと7ピンを使い分けるのもあり
- 円形7ピンに統一が確実
- 5ピンはいっそのこと使わない
円形7ピンのおすすめは?
円形7ピンのおすすめはマジックケーブルと呼ばれる取り回しがよくて非常に使い勝手の良いケーブル。
やや割高だけど1本は持っておいて良いと思う。
特に車用に最適だと思う。
その他、通常使いはHYDOODというメーカーのものを使っている。念のため、このメーカーを優先して購入しているが、このメーカーもまた数年経てば市場からまた消えるのだと思われる。。
その時は、この記事の互換性の見分け方を思い出して欲しい。
その時は、この記事の互換性の見分け方を思い出して欲しい。
↓下記はすべて互換性が確認された円形7ピン