ホームプロジェクターの有用性

自宅利用でのプロジェクターを導入検討しているとことをガジェットに詳しい人に相談すると、大概の人がプロジェクターは要らないと再検討を強く促す傾向がある。
10年近くプロジェクターを愛用している私の答えとしては、確かに必ずしも必要というものではないけど、あると便利で楽しいよと、敢えて購入を推奨したい。
おそらくオススメしない人は、現在のプロジェクターの進化の実情を知らないか、間違った用途を想定しているとか、PCモニターやTVの完全なる代替としてのプロジェクターをおすすめしないことを言っている、などが考えられる。
プロジェクターを導入したからと言ってTVや液晶モニターを完全排除するような使い方は、私もオススメしない。あくまで用途による使い分けである。
プロジェクターは必ずしも必要というわけではないが、用途によってワンランク上の娯楽を提供してくれるオプションだと考えて貰えばいい。ただそれが世間が思っているより非常に安価で手軽なので、それを伝えたいと思っている。
ちなみに、
私が長年愛用しているのは「EPSON プロジェクター EH-TW400」
こちら2013年に4.5万円くらいで購入。現在生産していなくて、後継機などを現在検討中だが、壊れてもいないし困ってもいないために買い換えるのに躊躇している。今となっては旧機種もいいとこなのだが、十分実用稼働している。それくらい便利で長持ちなのだ。
おすすめ用途
おそらく皆さんの想像通りだろうが羅列するとこんな感じ
- 映画
ジャンルにもよるけど、なるべく大画面であったほうが当然いい - TVドラマ
これもジャンルにもよるけど、とくに欧米の海外アクション系ドラマ - 音楽(PV、ライブなど)
こちらも大画面の方が没頭できる - RPGなど世界観重視のゲーム
後述するが、ゲーム全てがプロジェクターが適しているかはジャンルにもよるが、世界観重視でアクション操作を伴わないコマンド入力系で世界観を重視したゲームであればプロジェクターがおすすめ - PCと繋ぐ(メディアプレイヤーとして)
大概のPCにはブルーレイやDVDの再生機能があると思う。NetflixやHuluやアマプラなどサブスク系をブラウザで見る場合も便利。当然、YouTubeもコンテンツによっては大画面が適したものがたくさん - スマホ・タブレットと繋ぐ
これもPCと繋ぐ理屈に似ているけど、サブスク系動画アプリの再生用途として。 - AVアンプと繋ぐ
これ最強。私の環境がそうなのだが(笑)
プロジェクターは5.1ch、7.1chの音響とセットで楽しむのが王道。
AVアンプに繋げばそれが得られる上に、AVアンプにPCやDVD・ブルーレイプレイヤー、PS4,PS5などのゲームAVアンプに繋げば、ハブとなってなんの用途にも対応できる。TVやモニターと使い分けを考えている場合は映像出力が2系統以上ある機器がおすすめ
・HDMI出力2系統以上の製品
https://kakaku.com/kaden/av-amp/itemlist.aspx?pdf_Spec203=2
私が使っているのは↓こちら。めちゃ満足。
おすすめしない用途
- 一般的なTV番組(バラエティ、ニュース、情報番組など)
TV番組はTVで十分。単純にオーバースペック。この用途まで使っていると稼働時間が長くなり、プロジェクターのデメリット、電気代や部屋が熱くなる問題が顕著になってしまう。
個人的にはTVチューナーをプロジェクターに繋ぐ必要はないと思っている - パソコンの作業モニターの替わり
やる人はいないと思われるが業務でコードを書く事になった初心者などは大画面であればあるほどいいと、最初は無邪気に試そうとするかもしれない。まず小さな文字が読めない。実際PCも繋いでいるので、試しにやったことはあるがコードを書くのは首が疲れるし、文字が読めない。特にファイル名などが認識できないので苦労する。
プロジェクターのスペックが4k、8kだとして実際は投影することによって壁に映している場合や部屋が僅かでも明るかったりなどノイズが乗っているので、論理値は実現できない場合がほとんど。
ただ、前述の通りPCにブルーレイプレイやーやDVDプレイヤーを兼ねている人、メディアプレイヤーとして使う人となると一気にマルチメディア用途となるので、PCと繋ぐことは逆におすすめしたい。 - FPSゲーム
人間の視界は限られていて、画面がでかすぎると視界が画面全体に行き届かないので、テクニック重視のゲームには向かなかったりする。一般的にFPSゲームに最適なのは32インチまでと言われている。おそらく殆どのアクションゲーム、スポーツゲームに言えると思う。 - アダルトコンテンツ
男なら誰もが一度は試してみたくなる(笑)
しかし、しばらくすると使わなくなる。
まずは解像度が落ちる。でかすぎるとリアリティがない。小さすぎるのも問題だけど70インチ以上はデカすぎ。期待感より、がっかり感が勝る(笑)
一般的に言われているプロジェクターのデメリットと実情
- 起動が遅い
→ 私のエプソンのプロジェクタはすぐに起動する。起動より明るくなるのに時間がかかるがそれも10秒足らずだ。
起動時間がかかるという機種はおそらく変な機能を内蔵している製品を使っている。Android内蔵とか、HuluやAmazonプライムを内蔵しているとか。あくまで出力機能だけのシンプルなプロジェクターを選べばそういうことはない。
ちなみに一度電源を落としてすぐに稼働するまでは時間はかかる。あるいは一度電源を入れてすぐに落とすというのも時間がかかる。これはプロジェクターの品質維持の機能のため仕様上、仕方がないみたい。 - 用途がない
→ それはその通りでTVでバラエティや情報番組を観ているだけの人々には必要ないものかもしれない。しかし前述の映画が好きな人、RPGゲームなどを楽しみたい人にオススメ。 - TVで十分
→ TVしか観ない人はその通りだと思う。しかし多くの人はたまには映画も見ると思う。映画などのコンテンツにオススメ。場合によってはドラマなどでもおすすめ。コンテンツによるが欧米のアクション海外ドラマなどは特に。 - 高価である
ものによってはそう。しかし私が使っているエプソンのプロジェクターは8年前、4.5万円程度。
いまでは中華製で1万円前後でそこそこ使えるものがある。
Android内蔵とか、とにかく余計な機能の付いた製品を選ばないことが重要。
あと15万円以上は個人利用ではオーバースペックになりがち。 - スクリーンが必要
→ 必ずしも必要ではない。白い壁であれば問題なしで私もスクリーンは使わずに白い壁紙に投影している。壁に貼って剥がせるタイプの賃貸にも使えるスクリーンもある。 - 場所が限られる
→ 最適な場所は投影する壁と平行に設置しなければならないとか、天井に吊るさなければならないという固定概念がある人が多い。
確かに多少工夫は必要だったりする。台形補正などできるので、必ずしも壁と平行に設置しなければならないことはない。
また最近では高価ではあるが、超単焦点タイプのプロジェクタもあり、これなら投影する壁から10~30cm離すだけで50~100インチのスクリーンを投影できる - 昼間は観れない
一昔前は殆どの商品がそうだった。今でも商品によってはそういう粗悪品もある。ちゃんとルーメン値を見て選ぼう。
実は私は8年前のプロジェクターを使っていて、そういうルーメン値の低い製品にあたるものをいまだに使っているのだが、窓には遮光100%のロールスクリーンを導入しているので問題なし。
まぁでも意外と真っ暗でなくても観れるので、普通のカーテンでもなんとでもなる。 - 寿命が短い
私が使っているエプソンのプロジェクターは毎日稼働で8年間不具合なし。余計な機能の無いシンプルなものを使えば公式耐用年数通りに使えると思われる。そろそろ買い換えようとは思っているが、それは最新のスペックにしたいからであって、品質が劣化したとかではない。 - 電気代が高い
TVなどをやめて常にプロジェクターに置き換えることを想定したら電気代は高くなるかもしれないが、前述の通り完全に映像出力すべてをプロジェクターに置き換えることはおすすめしない。あとプロジェクターの使用電力量はここ数年でだいぶ改善されている。しかし8年間ほぼ毎日プロジェクターを使っていても電気代が上がったという実感はない。 - 部屋が熱くなる
こちらも映像出力すべてをプロジェクターに置き換えることを考えなければ、そんなにプロジェクターの稼働時間は長くならないはずなので大した問題ではないと思われる。さらにここ数年で排熱問題はかなり改善されている。
でも例えばロード・オブ・ザ・リングのような超大作の長編映画を夏場観ていたら、やはり部屋は熱くなりエアコンが常時稼働状態になるのは確か 笑
個人的に買ってはいけないプロジェクター
- Android内蔵タイプ
→ ホント無駄だと思う。大体の人がスマホを持っていてスマホをHDMIケーブルで繋げればいい。
私はPC・PS4・ブルーレイレコーダーをAVアンプ経由に集約させて、そこからプロジェクター出力に繋いでいるので、Androidなど余計なものがプロジェクターに内蔵されていたら冗長で無駄な機能となる。また何よりもコレにより起動が遅くなるのがいただけない。PCがなくても少なくともスマホくらいは誰でも持っている時代、なぜこのような製品が必要で次々と発売されているのか理解できない。 - シーリングライトと一体型の某商品
いちばん有名な某商品はAmazonのレビューではめちゃくちゃ高評価ではあるが裏があるので注意。
そのレビューの悪い評価だけに注目したら致命的な欠陥が見えてくる。
コンセプトは魅力的だが操作性に難あり。 - ルーメン値が低すぎる安物
ルーメン値が低いと広いリビングなどでの使用を考えた場合、昼間は全く使えないという事態になってしまうので注意。
前述の通り、私は狭い6畳の書斎で窓には100%遮光のロールスクリーンを使っているので問題ないので、一概には言えない。
結局、「おすすめ製品は何?」となりそうなので、2021年現在のおすすめを下にリンクを貼っておく。
これらから買い替えを検討中。
購入したらレビュー記事をアップする予定。
購入したらレビュー記事をアップする予定。