物欲が止まらない。

一番安い空気清浄加湿機が一番合理的だった - シャープ加湿空気清浄機 KC-30シリーズ

2021/04/18
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こちらシャープの空気清浄加湿器で、かつて使っていた4万円台の空気清浄加湿器より、こちらのほうが遥かに安価だが、色々割り切っていて、これで十分、というよりむしろこちらの方が優れているなと感じたお話。

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こちらの商品は基本ネットでしか取り扱っていない商品。
しかも楽天やヤフーショッピングなどのモール型でしか取り扱っていないようだ。
私はヤフーショッピングのトーカ堂TVショッピングというストアで購入したが、どうやらよくある通販TV番組で、ここが独占販売権のような契約でも結んでいるようだ。ここ以外は中古であるか、やや割高で販売している。
Amazonで取り扱っている時期もあるが、どうも転売っぽく、やや割高なので注意。

これが15,000円前後でもともとが格安なのだが、モールのポイントプログラムをうまく利用すればさらに12,000円程度で購入できることも。トーカ堂TVショッピングの本家サイトでは2台でいくらとかいうセールもあるのでそちらと比較してもいいかもしれない。

良かった点

良かった点はもちろんこの価格の安さが一番。
それによって何か機能が削られているのでは?といえばその通り。
しかし、それが逆に優れた点であったというのがこの記事の一番の趣旨。

この製品、加湿機能のON/OFFボタンがない
なんで?って思ったら説明書にはこんな記述が。

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割り切りとして潔いと感じたのはこれ
「加湿を止めたい時は水を捨てて下さい」

要するに
加湿機能のON/OFF=水を入れる/入れない
ってこと

え?ON/OFFボタンとかないの?って最初は思った。

しかし、そのON/OFFボタンのために商品価格が高くなるとしたら?
そして、自分も加湿機能のON/OFFボタンあった機器を使っていたけど、そんなに使っていたのか・・?

自問すると
冬はずっと加湿モードON、夏は加湿モードOFFってことがほとんど
他の家庭もそうだと思う。

あと何より、
タンクに水が溜まった状態は不衛生
ってこと。

タンクに水が溜まっった状態で、夏場に数ヶ月放置とか不衛生極まりないと思う。

このような状態を必然的に防いでくれるのが、この加湿機能のON/OFFボタンなしという仕様。
放置すれば、必ず水を使い切って夏場を迎えてくれる。なので説明書のように、わざわざ水を捨てて加湿モードをOFFにするということも行ったことはない。

しばらく運用していると、この加湿機能のON/OFFボタンなしという仕様は実は逆に非常に合理的で良いものだということに気付かされる。

品質について


品質は4万円台のものとあまり変わらないと感じる。
空気清浄機の品質とはなにか。というと非常に曖昧になる。
この商品を部屋に設置したことによって、アレルギー症状が収まったかというと元々空気清浄機を設置しているので、分からないというのが結論。
以前から使っていたのは4万円台の空気清浄加湿機だが、その時の体調と変わっていないということは4万円台の空気清浄品質とこの商品の空気清浄品質はあまり変わらないと思われる。

加湿機能としては、水が減っているということは加湿は出来ているということなので、あまり気にしない(笑)
確かにこれを稼働させたほうが喉の調子はいい気がするが、こちらも同じく、4万円台の加湿品質とこの商品の加湿品質はあまり変わらないと思われる(笑)

空気清浄機能の性能の高さとか、加湿機能の性能の高さというものは重要かもしれないが、これは個人的だが、一番の違いはそもそも部屋に空気清浄加湿機を設置しているか否かであると。

そして、この商品のプラズマクラスターとか、他メーカーの○○イオンとか、実はその効果の定義は非常に曖昧。効果を感じた人はいるのだろうか。

4万円以上の製品でめちゃくちゃ良いと口コミする人はプラシーボもあるかもしれないと思っている。


消耗品は手に入りやすい


この空気清浄機は今のところシャープのKC-30で始まる型番で継続して販売されており、製品名で楽天やヤフーショッピングを検索すれば消耗品が出てくるが、よくある型遅れで不当に高くなることも少ない。


本体も消耗品

そもそも消耗品が不当に高くなった時は本体の買い替え時であると割り切るべき。

あと、本体も消耗品なので高価な空気清浄機はオススメしない

空気清浄機の耐用年数は5年。フィルターの掃除や本体の手の届かない部分まで掃除を徹底的に行うなどで寿命をさらに伸ばすことも可能。空気清浄機が4,5万円するならそこまで労力を掛けていいと思う。しかし、ここで紹介する商品は1万円ちょいなのだからさっさと買い替えをおすすめする。

空気清浄機は交換フィルターだけでなく本体自体も消耗品。どうしても掃除が行き届かない部分もある。空気清浄機はほぼ毎日使うもの。5年以上使った汚い本体は衛生的に良くない。空気を清浄するつもりが汚してしまっては本末転倒。5年使ったらさっさと買い換えよう。
1万ちょいなのだから。


デメリットはなし

加湿用の水の貯め方が取外し可能なタンク式では無いことがデメリットと考える人はいるかも知れないが、私はタンクを持って水場まで移動するのが面倒だと思うし、それよりもペットボトルやジョウロに水を貯めておいてそれを空気清浄機のそばに置いて必要となったらそこからジャーとやるので、外付けタンク式のほうが煩わしいと感じる。

本体が安価なので買い替えサイクルを短くしても痛くない。常に5年で買い換えれば汚い本体を稼働させることもなく衛生的で、さらに常に最新機種の最新の技術で空気を清浄してくれる。

あと、レビューでは騒音をデメリット挙げている人がいるが、他製品に比べてやや音は小さいくらいだと感じる。もしかしたら「パワー浄化」という最強モードの時のことを言っているのかもしれない。それならうるさくて当然。

この「パワー浄化」モード。これをONにすると流石にうるさいのだが、自分は寝室に設置しているにも関わらず、常にこのモードをONにしている。実はこの時の音がホワイトノイズとなり、心地よくてよく眠れる(笑)
これはのホワイトノイズ睡眠手法などと呼ばれる手法で、不眠症の人やストレスが多い人がよく使う手段。
あえてTVやラジオの砂嵐の音や飛行機の騒音を再生して聞きながら眠って、雑念や、細かい周辺音を気にならなくして安眠を得るという手法。(そういうアプリもあり、CDまで発売されている)
ホワイトノイズ睡眠手法で用いられる騒音は継続して一定レベルの音が流れることが前提。
元々自分はは眠る時の時計の秒針の音でさえも気になるという性質。
これがこの空気清浄機の「パワー浄化」モードをONにした騒音が、ホワイトノイズとしてぴったりなので、自分は常に「パワー浄化」モードONにすることで安眠対策としている。

・・という余談(笑)


変な余談で終わり掛けたが、、結論としては空気清浄機は1万ちょいのものにするべきだということが、この商品で分かった。



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