歴史的な理由で組み合わせNGなスポーツブランド
興味を持った人は詳細を書いてある他サイトは腐るほどあるので、後ほど調べてみて欲しい。
ナイキ×アシックス
これはナイキの創業からの歴史を調べて貰えば分かる。
ナイキの創業はアシックス(当時はオニヅカタイガー)のアメリカでの販売代理店からスタートし、良好な関係を築いていた。しかし、その後、アシックスとゴタゴタがあり、ナイキが、日本のライバル企業(アサヒコーポレーション)からの供給を受けて、独自でシューズを製造するようになって、アシックスとの提携を一方的に解除してしまった。
これはアシックス側からしてみれば、提携の解除と同時に日本のライバル企業との新たな提携というダブルの不義理を食らったことになり、アシックス側はメンツ丸潰れ。
そして、ナイキが開発に携わった、アシックス製シューズの名称について、裁判沙汰になりアシックス側が譲歩してナイキ側が実質勝利するという事件も。
その後、ナイキは大躍進。世界レベルで見ればアシックスの比でもないほど、世界中の市場を侵食することに。
まぁ最近でも、世界中のランナーがナイキの厚底シューズを採用して、アシックスの聖域だった日本市場でさえも、2020年の箱根駅伝でのシューズを見て分かるように、ナイキの厚底シューズを履く日本人ランナーが相当数増えてしまったこともあった。
しかし、より詳しく調べてみてもらうと分かるのだが、どちらにも言い分はあるみたい。
ナイキ側からすればアシックスからの納入が遅れて支障が出たり、発注トラブルが相次いでいたとのこと。アシックス側からすれば、それにしても販売ノウハウ、製造ノウハウなどを吸収しておいて、あまりにも不義理で酷くないか?と。
まぁ結局、アメリカのドライなビジネス感覚と、日本の情や信頼を大切にするビジネス感覚の違いや、文化の相違から生まれた仲違いではないかと。
アディダス×プーマ
通称アディプーと呼ばれ揶揄されることも。
(ちなみに2代目同士はアシックス鬼塚氏の仲介によって和解しているらしい)
スポーツブランドを複数組み合わせて着用するのは別にいいと思うし、歴史的なものでも時間が経てば気にならなくなるので、ここに上げたブランドの組み合わせも目くじら立てるほど毛嫌いしているわけではない。別にこの組み合わせでも上手に組み合わせているのならいいかなとも思う。
一方、上下セットアップはもちろん、キャップ、リストバンド・靴下に至るまで全身同じブランドだったらそれはそれで信者っぽくてなんだかなーってなるのも確かである。。
最も無難なのはスポーツブランドは一つにしておいて他はユニクロやGUなどスポーツブランドでなくブランド主張の少ないもので済ましてしまうということ。結果的にコスパもよくなる。
別にいいと言いつつ、結局色々書いてしまったが(笑)
参考までに↓
ナイキでスポーツウェアのユニフォーム化のススメ