物欲が止まらない。

壁掛けCDプレイヤー+ミニアンプ+小型スピーカーで本棚をオーディオシステムにしてみた。

2023/10/16
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最近このブログで何度か紹介している壁掛けCDプレイヤー
今使っている壁掛けCDプレイヤーは外部出力端子を備えているので、外部機器への接続も出来る
サブスク時代の今、眠りがちなCD資産を活かすためにも壁掛けCDでカジュアルに聴くというスタイルを強く推奨するが、やはりCD本来の音質を活かした聴き方も良いかも知れない。

ということで、アンプとパッシブスピーカーを購入して、今使っている壁掛けCDプレイヤーの外部出力端子を使って、ある程度高音質な簡易CDプレイヤーシステムを構築してみた。
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使うものは大きくは3つ
  1. 壁掛けCDプレイヤー
  2. ミニアンプ
  3. 小型パッシブスピーカー

一応補足しておくと3.のパッシブスピーカーとはアンプを内蔵していない昔ながらの電源を不要とするスピーカー。これをアンプ内蔵スピーカーに置き換えたら2.ミニアンプは不要となるわけだけど、そこは安価で高音質というのと、システムを構築するという楽しさを得るために敢えてのこの3点と捉えていただきたい。
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他の小物は下記
  • スピーカーケーブル
  • 3.5mmステレオミニプラグケーブル(L字型)
  • 3.5mmステレオミニプラグ→RCA変換ケーブル
  • スピーカー固定金具
  • アンプ用ACアダプター
  • 配線孔キャップ
  • 落下防止ワイヤー
    厳密に言うとこういった小物も。


パッシブスピーカーは中古の中堅ブランドがおすすめ

家庭用のスピーカーと言えばBluetoothスピーカーを始めとしたアンプ内蔵型が主流となりつつある今、パッシブスピーカーは需要が下がっていると言える。
ここでもアンプ内蔵スピーカーを用いたらこのシステムは簡単に作れるが敢えてミニアンプとパッシブスピーカーという組み合わせで構築したかというと、その理由の一つは上級スピーカーが中古で安価にチョイスできるからということ。
特にBOSE101MMなどの定番商品は今中古であれば価格がかなり下がっている。
YAMAHA NS10mやJBLのスピーカーも定番であればあるほど価格が下がっていて安価に入手し易い。
定番であれば
筆者は小ささを重視したかったのでBOSE161をチョイス。この大きさでフルレンジ対応なのでCDの再生にはピッタリ。さらに本棚に設置も出来る
パッシブスピーカーの入手には
ヤフオク、
Amazonの中古
の2つがおすすめ。筆者はヤフオクで入手。やはりヤフオクは高齢者が多いのでパッシブスピーカーのような出品が豊富。
一方でAmazonの中古もおすすめしているのは、返品制度がしっかりしているから。Amazonであれば中古品であっても新品の返品システムに準拠したサービスを享受できる。
しかも価格もそこそこ安くフリマ・オークションサイトの価格と比べても市場原理で遜色ない価格に落ち着いている。

壁掛けCDプレイヤーは出力端子のあるものをおすすめ(無印のはおすすめしない)
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壁掛けCDプレイヤーのチョイスについて
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無印の壁掛けCDプレイヤー(当ブログではおすすめしていない)

後述する関連記事にあるのだが、無印の壁掛けCDプレイヤーは音声出力端子がないのと、単独で聴くときに音質に難があるので、このブログではおすすめしていない。

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中華製Guerayというメーカーのものの亜種

必ず出力端子がある物で、スピーカー無しで本体単独で聴いても音質がある程度いいこれらの機種がおすすめ


今回使用したのはこちら。
こちらは4000円代後半で入手可能。無印のよりはるかに安価。
全く形状が同じで、出力端子が無いものがあるので注意

ミニアンプのチョイス

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今回チョイスしたのはこちら↑
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常識的な範囲で別に大きな音量を出すわけではなく、入力も1系統でいいので、必然的にミニアンプになり、格安なのはやはり中華製アンプになる。こちらACアダプターは別売りなのは注意。


イコライジングしたいならこちら
低音と高音の調整が可能。Bluetooth入力にも対応。
小ささとやすさを求めるならこちら
最も安価で人気の機種。入力が3.5mmステレオミニプラグであるのもいいけど、人によってはそこは注意


本棚の壁にコードを通す穴を開けるのにおすすめの工法と工具

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本棚にの棚にアンプを設置するので、本棚背面にコードを通す穴が必要
穴を開けるにはホールソーが便利。もちろん電動ドリルも必要。

こちらのようなBOSCHでなくてもいいけどドリルに合わせてこちらを入手。これなら鉄でも穴を開けられる。

穴の大きさは3.5cmにした。今回の用途ではこの大きさでちょうどいい。

配線を通す穴はそのままでも良いけど、やはり配線孔キャップはあったほうが見た目がいい。
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作業工程


すべての作業工程は動画にしてみた。




手っ取り早くこの環境を作るならPC用スピーカーがおすすめ


前述の通りこの環境を作るにはアンプ内蔵スピーカーを用いれば簡単なのだけど、敢えてのアンプ+
パッシブスピーカーで中堅スピーカーを使いたいからと構築する楽しみを得るためだけど、そんなこだわりない人はアンプ内蔵スピーカーを用いればいい。その場合のおすすめはこうしたPC用スピーカーが小型で合理的に作られているのでいいと思う。



使用感



音質は拘らなければ、問題なくいい音を出す。というか普通にいい。
スイッチがレトロな物理スイッチなのも良い。
今回は壁掛けCDプレイヤー内蔵のスピーカーから出す音を時々いい音で聴きたいという欲求から来ているのでこれで問題なし。
スピーカーは間違いの無いBOSE製なので中華製ミニアンプではあるけど、大きな音を出すわけではないので20W程度で十分。そしてこの出力ならそんなにアンプで差は出ない。
そもそもトランジスタが安価で量産できる時代にある程度の高音質を出すために10万円以上のアンプを購入する時代は終わったと思っている。むしろ10万円以上のアンプは屋外やスタジオで大音量で音を出す用途か、真空管を使うなど嗜好品的なものに限られてきている。
家庭用では地下室にホームシアターや音響施設を持つとかの環境でなければミニアンプで十分。





関連記事:
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