壁掛けCDプレイヤーで眠っているCD資産を活かそう ~Amazon No1の壁掛けCDプレイヤー導入~
90年代に青春を過ごした音楽好きの40~50代のおっさんが世帯主のお家に大量にあるもの。
本体下部の電源プルコードはUSB電源に繋げればOK
これ、CD。
サブスク全盛の中、CDは大量に持っているのにCDプレイヤーは持っていないという矛盾を抱えている世帯もおそらく多数。
写真は、これでもだいぶ処分したが、まだある我が家の書斎にあるCDなのだがCDを聴く環境といえばPCからAVアンプを経由して聴くかプレステ4で再生するか。
で、PCもプレステ4でもサブスクで音楽が聴けるので、それでCDを聴くのは全く意味がない。
今の音楽環境ではスマホで聴いていて、それをBluetoothやAirPlayでAVアンプに飛ばして大きなスピーカーなどで無限な楽曲を聴く事もできる。
CDの価値はほぼゼロ
先日GEO(ゲオ)でのCD買取サービスが停止したとのニュースが出てきて久しい。そしてそれに続く買取業者も出てきて、それくらい今はCDは価値がない。
レコードやカセットの場合はアナログなので、聴いていてノイズや帯域の狭さが今となっては心地よく、当時の雰囲気を味わうなどの嗜好的な楽しみ方もある。さらにレコードディスクの状態が良ければ価値が上がり、そこに希少性が加われば発売時の市場価値より上がることも多々ある。
CDの場合は記録がデジタルなのでどんな状態でも同じ音で割と高音質で聴けてしまって、そこが逆につまらない。リセールとしてもなかなか価値は上がらないだろうし、市場にたくさん出回っていてサブスク時代が来たため、皆が手元のCDを売りに出したので中古市場も飽和状態。将来CDの価値が上がることを期待して保有していても残念だけど我々が生きているうちはCDが今のレコードのような希少価値を持つことはないだろう。そもそもそのレコードでさえも初版でもなんでも無いものは1枚千円前後で売られているものがほとんど。皆さんの手元にあるCDも、よく見るとおそらく再販でありきたりなものがほとんどではないかと。それらは尚の事、ほぼ価値がない。
このCDたち、大量になればとにかく場所を取る
特に限定版とか特殊パッケージとか、2010年代後半なんてDVD付3枚組だとか無駄に付加価値をつけようとした限定版で溢れていてこういうのが特にかさばる。。
しかし、せっかくこうやって場所を専有してまで保管しているのであれば、たとえ無価値であったとしても、それらは自分にとっては思い出の品。
収納しておくだけではもったいない。
そのCDが例によって我が家でも大量にあるわけだが、このCD資産をどうしたら良いのだろうか。
それはちゃんと聴いて上げましょ うのがこの記事。
ここはリセールで処分するとかではなく、聴くことにより本来のCDとしての役割を果たしてあげるのが一番というお話。
でAVアンプに高級CDプレイヤーを買って繋いで気合い入れて聴くとかそういう話ではなく
もっと手軽にもっとカジュアルにCDを聴く方法として壁掛けCDプレイヤーの導入をおすすめしたい。
壁掛けCDプレイヤーのすゝめ
今回、Amazonで定番の4000円代で購入できるこちらの壁掛けCDプレイヤーをゲットした。
タイムセールやクーポンを使えば4000円代前半で購入できることも。
これらは決していい音とは言えないのだけど、それが逆に昔CDラジカセで聴いたような懐かしい雰囲気を醸し出し、いつの間にか頻繁にこれらのプレイヤーを稼働させていることに気付いた。
2000年代前半にPCやiPod、MP3ウォークマンではなくCDを聴く時は気合を入れてCDでデッキを介して聴いていたけど、今のサブスク時代、これくらいライトな聴き方が心地よい
この際、今だからこそのおすすめのCDプレイヤーまとめ記事でも書いてみたいけど、今回はこのAmzonの4000円代で購入できるプレイヤーをメインとして書いてみる
どうもこの手のモデルは商品名を変えてあちこちで違う価格で売られているが、商品写真を見てボタンの配置、大きさなどデザインすべてがが全く同じであれば同じものと捉えていいと思う。
そして今回購入したこのAmazonでも定番の壁掛けCDプレイヤーも例によってAmazonだけでもぱっと見たくさん商品名やブランドを変えて出品されている。中には法外な価格がつけられていたりするけど飽くまで現在の市場適正価格は4000円代前半であることをお忘れなく。。
こんな小さな箱でそのまま送られてくる
シャンプーハット?要らない・・
アンカーとネジが付いているがアンカーを使うことはおすすめしない
本体は540gとそこまで重たい機器ではないので、石膏ボードであればこのピンで十分
ピンが3本入っている
これを取り付けようのプラスチックのマウントの穴に打ち付ける
本体下部の電源プルコードはUSB電源に繋げればOK
本体上部に基本操作のボタンがある
さらに細かい操作はこちらのリモコンで出来る。
本体上部のボタンは見えにくいので、基本リモコンで操作することになる。
壁掛け以外でも付属のスタンドでの再生も可能
ただ壁掛けCDプレイヤーはやっぱ壁掛けが無難だと思うので、付属のスタンドは再生中のCDを置いて"Now Playing"的なものにした。
まぁ音質は想像通り。
この小さなスピーカーからステレオサウンドがでて本体はUSB給電で520g程度なのでそんなパワーは期待できない
しかし壁掛けCDプレイヤーである以上はそれは仕方がない。価格も価格だし、目的はCDを活かすこと。昔の音源を音質は拘らずに敢えてこれで聴くのが、昭和のラジカセを思い出すようでまた心地いい。
無印の壁掛けCDプレイヤーと比べて
無印製壁掛けCDプレイヤー
なんと壁掛けマウントが同じ。今回購入した商品のマウントそのまま無印の壁掛けCDプレイヤーが設置できた。
まぁ要するに今回紹介しているこの商品は無印のパクリかその延長なわけだけど、今市場に溢れている数々の壁掛けCDプレイヤーはこの無印の壁掛けCDプレイヤーをパクっているか少なくとも意識して影響を受けていることは間違いない。
その証左がこのプルダウン式電源。電源ケーブルを引っ張れば電源ONでCD再生が始まるという仕様は、今市場にある壁掛けCDプレイヤーの殆どが採用している。
ただし、無印壁掛けCDプレイヤーの一番の問題は音質。今回紹介したAmazonの4000円代のが音は遥かにいいと考えて良い。
音質は敢えてこだわらなくて良いという先程の話と矛盾してしまうが、無印CDプレイヤーの音質はAMラジオ並なので流石に許容できない人も多いかもしれない。無印CDプレイヤー蓄音機のような嗜好品と考えたほうがいい。
そして無印壁掛けCDプレイヤーの価格(14,000円)なことを考えたら、Amazonで4,999円からクーポン割引で4,000円代半ばの今回紹介したこちらのほうが圧倒的におすすめ。正直、無印壁掛けCDプレイヤーのアドバンテージは無印というブランド以外ほぼ見当たらない。
あとは無印壁掛けCDプレイヤーは本体、リモコンが小さいので、どうしても小さいのがいいとかの好みの問題もあるかと。
ちなみに無印壁掛けCDプレイヤーは人気が出た2013年頃にリニューアルを行っていて、FMラジオや外部入力などに対応してリモコンも付いたりしているが、音質が悪い点は変わりはなく中国製。
まぁ今回記事に取り上げたAmazonのも中国製ではある。日本製を応援したいと思って無印をチョイスしたとしてもどちらも中身は中国製。
この商品はBluetoothやUSBメモリ、SDカードと外部入力でも再生可能だけど、わざわざ音質がイマイチのこれでは聴かないだろう。今後もおそらくCD再生機能しか使わないと思う。
音質の悪さ?というのは気軽さのトレードオフだろうし、90年代、子供の頃にCDラジカセで聴くような懐かしさもあり、あえてこれで聴くのが心地いい。
この部屋ではBoseのスピーカーとDenonのAVアンプで7.1ch環境でPCやプレステでCDを再生できるのだけど、敢えてそれでCDを聴かない贅沢。