プロジェクター天吊り金具で窓枠に固定してみた。
先日、10年使ったエプソン製プロジェクター(EH-TW400)が壊れたという記事を上げたけど、
それに伴い、新しく購入した同じくエプソン製のEB-W06。
プロジェクターとしての品質には概ね満足している。
プロジェクターとしての品質には概ね満足している。
ただ、
唯一気に入らない点は本体がホワイトであること。
その点を解消するために、このホワイトのプロジェクターを天井付けっぽいことして、壁や天井と同化させて目立たなくしてみる。
そのために良さげな天井吊り金具を購入し、設置したので記事にしてみる。
そのために良さげな天井吊り金具を購入し、設置したので記事にしてみる。
まず、このエプソン製EB-W06だが、この通り本体がホワイトでカラバリもない
以前使っていたEH-TW400は黒でかっこよかった。
以前使っていたEH-TW400は黒でかっこよかった。
EH-TW400を設置していた時
EH-TW400とEB-W06
個人的には家庭用プロジェクターは黒がいい気もするのだけど少なくともカラバリは出して欲しいところ。
筆者の黒のガジェットで統一した部屋に唯一異質なものがあるといった感じがして悪目立ちする。
ホワイトをチョイスする場合のいい点は壁付、天井つけする際に壁の色、天井の色の白に同化するので、違和感がないことだと思う。
最近、エプソン以外のプロジェクターもホワイトカラーが増えてきたのは、そういった壁付、天井付けを想定しているのかもしれない。(まぁでも個人的にだけどブラックのカラバリ出してよという気もするが。。)
そこに取付可能な棚などはない。
1ヶ月くらい悩んだ上に苦し紛れにデスクからデスクマウントスタンドというポールを立ててこれが三脚穴(1/4インチ穴)で接続できるのでマジックアームで微調整可能にした。
これはこれで満足していたのだけど、やはりホワイトが。。
現状
現状はこんな感じ
理想とするのはスクリーンから3m。となると投影する壁からの距離を考えると、どうしてもこのデスクの上のあたりになってしまう。
そこに取付可能な棚などはない。
1ヶ月くらい悩んだ上に苦し紛れにデスクからデスクマウントスタンドというポールを立ててこれが三脚穴(1/4インチ穴)で接続できるのでマジックアームで微調整可能にした。
これはこれで満足していたのだけど、やはりホワイトが。。
購入したプロジェクター取付金具
例によって中華製っぽいけど説明書は日本語で割としっかりしている
とは言え、ただでさえプロジェクターの重みを天井や壁などから支えなければならないのだから、この取付金具自体も少しでも軽くする工夫が必要な気もする。アルミ製などあればいいのにとは感じるけど、この商品は1600円と格安。その辺をこだわってはいられない価格帯ではある。
そして、色はホワイト。
カラバリはない。
白いプロジェクタと白い壁や天井に付けるとしたら、より馴染む白の取り付け金具の方が良い。
カラバリはない。
白いプロジェクタと白い壁や天井に付けるとしたら、より馴染む白の取り付け金具の方が良い。
皆同じ考えなのか、プロジェクター取付金具は白の商品が多い。
設置してみる
取り付けだが、かなり時間はかかった。
取付箇所に迷ったり、イレギュラーな設置方法を採用したり、などして考える時間を含めたら3,4時間は掛かっただろうか。まぁもう一度同じ工程をやれと言われたなら1時間も掛からないだろうけど、とにかく迷いが多かった。
- 開封
結構な部品数。
しかし使うのは一部なので組み立て、設置はそんな大袈裟なものではない。 - 設置箇所を決める
壁、天井を検討したが下地となるようなものがない。
付属のアンカー。結構でかいので安定しそうではある。
下地がなくても付属のアンカーを使って壁や天井に取り付けることは可能。しかしプロジェクターのような重たい精密機械をそんな不確実な設置方法でいいのか。恒久的に設置することになるので、一時的に大丈夫でも10年20年そんな設置方法で持つだろうか。落下すると故障するだけでなく、家族が怪我する可能性もあるので、悩んだ挙げ句、木製の窓枠に設置することに。 - プロジェクター側の設置
エプソンの吊り金具用の穴は特殊で3つしかなく取り付けがややスマートでなくなるが、この吊り金具は取り付け位置に大きな遊びが設けられていて、どんなプロジェクターにも対応できそう。
プロジェクター穴もモニターのVasa規格みたいに規格化されればいいのにと思う。 - 窓枠への設置箇所を確定
取付箇所はメジャーで測って部屋の真ん中来るように計算。
取付金具を当てて実際に穴を開ける箇所をマーキング
マーキングした箇所に仮穴を開ける - 窓枠への金具取り付け
予め電源コードをパイプ内部に通しておく。
そして取り付けには結構ごつい木ネジを取り付けるので電動ドライバーは必須 - プロジェクター取り付け
プロジェクターを持ちながらねじ止め。もう一人作業員が欲しい猫の手も借りたいような作業。
結構肩が凝る。。 - 電源コード、HDMIケーブルなどの調整
- ロールスクリーンを取り替える
元々取り付けていたロールスクリーン。
窓枠上部に取り付けていたため、ロールスクリーンを閉めるとプロジェクター取付金具と干渉してしまう。
この状態ではロールスクリーンとプロジェクターが干渉してしまうので、突っ張り式のロールスクリーンを取り付けることに
取り付け後はこんな感じ
今までよりずっと安定している感じで、一度設置して台形補正やピント合わせを行ってしまえば、もうそれらのチューニングは不要となるので、非常に快適となった。
こんなことなら、プロジェクター買い替え以前にこれを使っておけばよかったと思う。
最近は超単焦点プロジェクターも出てきてこのような設置を行うのも不要な製品が増えてきたけど、やはり、品質は通常のレンズを備えたプロジェクターの方がまだコストを考えれば優位性があると思われる。
超単焦点プロジェクターが一般的になるまでこのプロジェクター取付金具はおそらく恒久的に取り付けたままになりそう。
あと天井付け、壁付に不安がある場合で、筆者の部屋のように窓枠がある場合は窓枠に付けるのは非常におすすめかと。
天井付け、壁付だと取付箇所にいい感じに下地がないと、アンカーを使っての設置となる。アンカーをつければ石膏ボードでも安定はするが、完璧ではない。重さのあるプロジェクターが天井から落下するのは機器が壊れるだけでなく肉体への被害も考えられ、家族がいる家庭では恐怖でしかないので、そんな人は特にこの窓枠付けは間取りが合えば非常におすすめ。
おまけ
最終的にはこのようにリメイクシートを使って、
こんな感じで窓枠のナチュラルブラウンを白にしてみた。