物欲が止まらない。

メンテナンスフリー?我が家のアヌビアス・ナナだけの手抜き水槽2つ

2023/03/13
アクアリウム 0
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筆者はガジェットや生活用品をここで紹介してきたが、アクアリウム歴も15年くらい?ではある。

ただその独身1人暮らしの頃から始めているアクアリウムだけど、長年経っても一向に進化はしない。というのも、本来アクアリウムというのは時間がかかる趣味ではある。
だけど、筆者は本来23時位まで残業する激務サラリーマンでもあり(最近は100%テレワークが認められ若干ホワイト化)、趣味はカメラ、写真、ゲームにAV機器、車と多趣味にわたり、本来は奥が深く、沼にのめり込みやすいアクアリウムに趣味のリソースを全振りすることはなく、とにかく横着で合理性と楽(ラク)さだけを求めて、追求してきたから。

多趣味な中で優先順位が低いアクアリウムだが、それが捨てられないのは、やはり生態系が水槽内で完結する世界観は男のロマンでもあるからだと思う。

なので我が家の水槽は、難しい水草は飼育していないしCO2添加などといった小難しいこともしていない殺風景でレイアウトもクソのないつまらない水槽かもしれない。
ただそこにいる生態は基本長生きだし、繁殖もするし、苔や濁りもないキレイな水槽だとは思う。(レイアウトはキレイではないが。)

とにかく何でもいいから、とりあえず生物のいる水景の緑を見ていると落ち着くというのもある。
水槽は緑の一つ。観葉植物が好きなのにも通じているのかもしれない。


水槽について

我が家では(というか私の部屋では)、2つの水槽を運用
一つは25*25*60のアクリル水槽
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デスク上の棚に配置した25*25*60水槽

もう一つは30*30*45のガラス水槽の2つを運用
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空いたスペースに配置した30*30*45水槽


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まずはこちらの25*25*60のアクリル水槽について

こちらは約15年前にオーダーメイドで作ったアクリル製水槽。
縁があるのが扱いにくくてやや難ありだけど、ガラスより頑丈で安全。
こんな場所に設置しても割れることも無いので安心。
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引きで全体を見るとこんな感じの配置


3.11の時も、今のこの部屋ではないけど、このデスクのこの場所に設置していて震度4~5でも、こぼれて水量が少し減ったくらいで問題なかった。
水草はアヌビアス・ナナとマツモ
生態はアフリカンランプアイとベルベットダークブルーシュリンプとイシマキガイの水槽

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もう一つの30*30*45のガラス水槽
元々は30cmキューブで運用していたけど物足りなくなって縦45cmと縦に長くしたものに買い替えて今の水槽に。
こちらもアヌビアス・ナナとアナカリスのみ。
エンドラーズ・ライブベアラーとミックスカラーのミナミヌマエビとイシマキガイの水槽
エンドラーズ・ライブベアラーは繁殖し続けている。たまにメスを投入して近親相姦で途絶えることを防いでおけば半永久的に維持できる。ヌマエビも同様で年に1回程度数匹新しい個体を追加するのみ。


水草について

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水草はとにかくメンテナンスがいらないアヌビアス・ナナだけを飼育
一度流木などに活着すればたまのトリミング以外はほぼノーメンテナンス
とにかく丈夫
成長が遅いというのがデメリットと言われているが、それはむしろトリミング頻度が減るのでメリットと私は考える。
後は成長の早いアナカリスを浮かせている。これはアオミドロなどの抑止効果があるため。
この手抜き水槽唯一の敵というのはアオミドロで今でもたまに成長してしまうことがある。ただアオミドロは水草の養分がバランスよく含まれていて水槽の状態が良い証でもある。この養分を成長が早い水草に吸収させてしまえばいいわけで、アナカリスを利用している。他にもマツモなどもおすすめ。




アヌビアス・ナナの成長記録

アヌビアスナナ
こちらはちょっと前に記録した2年間のアヌビアス・ナナの成長
成長が遅いとはいえ剪定しなければこんな感じでモッサモッサになってくれる。

さらにトリミング後のアヌビアスナナは再利用したり、知人にシェアしたり、フリマで売ったりが可能。
アヌビアスナナは割りといい値段で売れるので、これで筆者は電気代くらいはフリマで稼げているのではと思う(笑


照明について

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とにかくスマートライトがおすすめ
スマートライトであれば基本なんでも良いがフェードインフェードアウトの機能があるKasaがおすすめ
既存のタイマー系の商品に比べ以下のメリットが有る

  • 時間が秒単位で正確であること
  • 停電やブレーカーが落ちても設定が残る
  • 光色が自由に変えられる
  • 時間が自由に変えられる
  • 調色が可能
  • 点灯・消灯のフェードイン、フェードアウトの機能がある

ただしデメリットも有る
  • wifiがないと利用できない
  • たまにバグってずっと点灯している時がある
など

スマートライトは当然、アクアリウム専用でないので大丈夫なの?といった心配があるかもしれないが筆者の水槽を見てわかる通り成長が遅いと言われるアヌビアスナナが茫々に育っているのと、水槽のガラス蓋を置いているだけだが、水が原因でこのライトが故障を起こしたことは一度もないことをお伝えしておく。


フィルターについて


とにかくGEXのカセットが利用できるものがおすすめ
ここだけは過去に色々こだわったことがあり水槽下に配置する一般的なハイスペックなものを利用したことがあるが、我が家にはオーバースペックなようで、この内部フィルターで十分であることに気づいた。
フィルターカセットのランニングコストはかかるが、外部フィルターでも本体の買い替えはあるし、トータルでは、こちらのほうが安くなる。
なによりメンテナンスがし易いものとなるとこのタイプが一番オススメではある
 

そしてこれらのフィルタカセットが利用出来る上に水換えも楽なGEX ラクフィルもおすすめ
こちらは我が家も30*30*45cm水槽に使っている





水換えについて

水換えについては運用している2つの水槽でそれぞれ違う方法を用いている

  • 60cm水槽
    窓際に近い水槽はこの方法がおすすめ


  • 30cm水槽



低床掃除について


共通した水換え方法は、下記のペットボトルとGEXのクリーナーを用いた方法
上記の2つの方法は中間水の水換え
一定期間で底砂の掃除は必要なので下記の方法を用いて水換えを実施



こんな感じで、とにかくリソースを割かず最低限のメンテナンスのみで生態を健康的に維持できる水槽を実現。

仕事中、常に視界に緑があってそこに魚が泳いていでいる光景は癒やしにもなってとてもおすすめ。
何かしらペットを飼いたい人にもアクアリウムはアレルギーなどの心配もなく、1~2週間の旅行にも行けるので安心。

その上で、このようにメンテナンスが最低限で済む水草や生態をチョイスすることで、ペットが居るけど負担が少ないという理想のアクアリウムがある生活を実現できるので、素人のアクアリウムを晒しただけど参考までに。。

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