充電式ハンドウォーマー(充電式カイロ)のすゝめ
この季節になると手の冷えだけで外出が億劫になってくる。
そこでホッカイロなどの使い捨てカイロの出番なわけだけど、
こういうのもあるよということで、充電式ハンドウォーマー(充電式カイロ)の紹介。
初期のものはフラットな形状で片面しかあたたかくならないし、電池持ちも良くなく品質の評判も悪かった。そのあと従来の使い捨てカイロに戻ったり、Zippoオイルを使うタイプ(いわゆるハクキンカイロ)を愛用していた。
そして、今年も寒いし、加齢とともに年々手足の冷えが酷くなってきたので、ちょっと気になってAmazonを覗くと最近は様々な同様な商品があって安くなったし、便利そうだなと購入を決意したら、かなりのビンゴで当たりを引いたなと。
で調子に乗ってもう1製品購入したらそれも割りと良かったので紹介。
雪樱千美 ハンドウォーマー mottole
コスメのようなデザインでどちらかというと女性ウケがよささそうな商品ではある。
筆者はグレーを購入したが、ピンクやグリーン、ブラウンがありやはりカラバリも女性ウケが良さそう。
親切に片方が鏡面となっており、これまた(コスメっぽい)、ちょっとした手鏡として身だしなみチェックにも使える。付属品として、ケーブルと本体を入れるポーチも付いている。

ケーブルはTypeAメスがありこちらの端子は給電時に使うもの。
充電時はTypeAオスからTypeCに接続したとき。

ケーブルはTypeAメスがありこちらの端子は給電時に使うもの。
充電時はTypeAオスからTypeCに接続したとき。
分離するのは便利だけど、その代わり充電も2つ同時に行う場合は、ケーブル2本を使ってTypeCポート2つに給電する必要がある(これは分離する他同カテゴリ商品も含めて共通のデメリット)。ちなみにTypeCケーブル2本は入っておらず、給電と充電が出来る特殊な形状のケーブルが一つ。まぁ今どきTypeCのケーブルはどの家にも少しは余っているから問題ないか。
最近のこの手の商品はほぼ全てと言っていいくらいモバイルバッテリーにもなる。充電容量は10,000mAhと必要十分。価格も3,000円前後で推移していて、まぁとても気軽に購入できる価格帯ではある。というか10,000mAhのモバイルバッテリーだと思えば妥当だしそれにハンドウォーマーとしての機能があるなら破格と言ってもいいレベル。
重量は244gと賛否が分かれそうだけど、私はモバイルバッテリー+αを持ち歩くと考えれば軽いと思う
パッケージもしっかりしていてほんとおしゃれ。(まぁ外箱は捨てる派なんだけど。。)
日本に販売所があるのか、マニュアルもしっかりした日本語で中華製にありがちな不安にさせるような片言日本語ではないのがまた安心。
ボタンをダブルクリックで電源オン。温かさは2段階で調整できて、もう一度ボタンを押せば温かさが変わる
オフ→ダブルクリックでオン(温かさ普通)→プッシュでオン(温かさ強い)→オフ
という流れでボタンは一つしかない
長押しで電源オンかと思ったらダブルクリックなので最初は戸惑うこともあるので注意!
1段階目の温かさで十分で、2段階目はとてもあたたかいというより、熱いと言っていいくらいで正直用途が分からないくらいwで利用はかなり限定されると思う。なので常に1段階目の温かさで利用している。
私は両ポケットに入れて使っていて、ただポケットに入れるだけでも温かい。
外側の曲面のだけが暖かく内側のフラットな銀色の部分はほんのりぬるいといった感じで、分離した場合は、温まるのは色の付いた片面だけのようだ。
しかし、この商品の一番の売りはとにかくデザインだと思う。
微妙なデザインが多いこのジャンル
正直このカテゴリの商品のデザインはこの通り微妙なものばかり。
しかしこの商品は見ての通り女性でも抵抗なく使えるどころか、積極的に持ち出したくなるような、かわいいデザイン。
マグネットで2つがくっついていて分離するのでシェアもできるので、
デートの時に異性にさりげなくシェアしてあげたら、好感度爆上がり間違いなし?いや知らん。
どうでもいいけど検索にも出てくるこのダサい写真のチョイスは止めたほうが良いと思う。
中華系にありがちだけど。
このカテゴリ(充電式カイロ)のジャンル1位の製品は、
↓こちらで、HAGOOGI、YUSIDOというブランドで実売4,000円強で販売されている商品
今回購入したのは、おそらく↑これの改良版ではないかと。後発だし。まぁ推測だけど。でこちらは実売4,500円くらいで前モデル?とあまり価格も変わらない。
変わったのは縁の見た目だけで温度や重量や充電容量などは同じ。
ちょっと見た目がスッキリしてデザインが良くなったかなと。
しかし、色のバリエーションが少ない
筆者は黒が好きなのでこれでいいけど、女性ウケは悪そう。
真っ黒なデザインは前述の商品と比べて、かなり男臭くて個人的には好きなデザイン。
しかし賛否が分かれそうなのが、電源を入れたときの挙動
これが静止画では分かりにくいのだけど、軽くアニメーションしながら色が変化するのだ(笑)
これは購入時には予想外。あってもなくてもいいけど、ちと子供っぽいかな。。面白いけど。
ちなみに充電中もブルーの光が軽くアニメーションする。
こちらもポーチがついている。後使わないけどストラップも付いている。
ストラップホールもあり、なんだか日本人的な発想。中華製だけど。
ストラップホールもあり、なんだか日本人的な発想。中華製だけど。
あとTypeCケーブルもちゃんと2本入っている。
重さは230g
大体この手の商品はこのくらいの重さのようだ。
こちらもボタンを押すたびに3段階で温度が切り替わる
仕様上では
仕様上では
低温モード:40-45℃、約7.5時間連続使用
中温モード:45-50℃、約5.5時間連続使用
高温モード:50-55℃、約4時間を連続使用
高温モード:50-55℃、約4時間を連続使用
とのこと。温度に関しては大体そのくらいに感じられる
こちらはボタン長押しで電源ONとなる。
まぁとにかく、この商品のいいところはしっかり握れること
とくに筆者のように手の冷えがひどい人におすすめ。
棒状なのでこれをしっかり握れば本体全体の温かさを手のひらに効率よく享受できる。
もちろんこの商品も前述の商品と同じくモバイルバッテリーとして使える。
こちらも1000mAhで十分な容量。
こちらも1000mAhで十分な容量。
最終的な使い方
この2商品を購入して、最終的に合計4台を運用することになるが、一体どんな使い方しているのかというと、上着のポケット2つとズボンのポケット2つにこれらの計4台を入れている。
大体寒いときは上着のポケットに手をいれるので、それにより手とお腹が温められて気持ちいい
これで真冬の深夜早朝でも全体的に暖かく感じることができる。
使い捨てカイロと比べて
今年の冬、充電式カイロをしばらく使ってみて、一長一短ではあるけど、これらを使ってしまっては、やはり使い捨てカイロには戻れない。
充電式だと使い捨てと違ってオンオフが出来るので、ちょっとした外出にも使えるというメリットが有る。使い捨てカイロだと10時間持つといっても数時間のお出かけのために使うのは無駄なような気がして精神衛生上よろしくない。
その点、こちらのZippoオイルを使うzippoハンドウォーマーは一応オイルの量を調整して用途に合わせて時間を調整できる。いわゆるハクキンカイロなどと呼称される商品で今でも愛用はしている。
ただONにするにはライターやマッチなど点火するものが必要、あとオイル代というランニングコストがかかるし、何よりオイルを入れる、点火するという手間が面倒。
その点充電式カイロは充電するだけで暫く使えるしON・OFFができるので電池を長持ちさせることも出来る。
さらに今の充電式カイロは筆者が使っていた10年前の充電式カイロと比べて、充電容量、温かさ、あたたまる速度などの品質がワケが違う。
特にあたたまる速度は使い捨てカイロではあり得ない速度で、本当に謳い文句通り数秒で温かくなる。
モバイルバッテリー替わりになるなどの付加価値も大きい。