wena3+RiiiverでSesame4(セサミ4)を操作してみる

筆者のiPhoneで、wena3+RiiiverでSesame4(セサミ4)を操作する設定を行ってみて運用してみた。
なかなか便利ではあるけど、うーん、と思うところもあるので正直な感想を記述していこうかと思う。
※ 記事の最後に不具合の傾向と対策を追記(2022/09/10)
※ 記事の最後に不具合の傾向と対策を追記(2022/09/10)
事前準備(ユーザー登録)
ログインやユーザー登録無しで使えるのがSesame4の良いところ。ただ今回のこの機能を使うには登録が必要。
と言っても必要なのは有効なメールアドレス一つだけ。
セサミアプリの「自分」をタップしてログイン/登録をタップ→ メールアドレス入力して「ログイン・登録」をタップ → 認証コードが届くのでメールを確認して、本文に書かれたその認証コードを入力して完了。
登録と言ってもこの通りとても簡単。
登録と言ってもこの通りとても簡単。
Riiiverの設定
まずはRiiiverの設定から、Riiiverアプリを立ち上げたとこから。
- 出てくるのがこの画面。対応デバイスの「wena3」の黒いアイコンをタップ
- iiidaの作成
続いてiiideaというものを作成
・トリガーを選ぶ→
こちらの一番上の「T」をタップ。ここでwena3本体のボタン操作を選ぶ。私はホーム画面のアイコンを選択。こちらは好みで選べば良いOK
・サービスを選ぶ→
→
「S」をタップ。「>」を5回タップしていく。「Home&Family」のページで一番下にスクロールしたら「SESAME ロ…」というアイコンがあるのでタップ
「選択」をタップ
・続いてアクションを選ぶ
こちらはアクションというよりレスポンスといったほうが適切かも。→
「A」をタップ。基本は、こちらの「スルー」(何もしない)を設定でOK - iiideaの編集
→
→
作成をタップして、名前に「テレビ電源」とするPriference設定は飛ばしておいて、→をタップ。→
ここでアイコンとなる画像を選ぶのだけど、鍵っぽい写真は手元におそらくない人が多いのでPixabayという無料素材画像サービスから検索する。鍵と入力して検索するとそれっぽい画像がたくさん出てくるので好みのものをタップして選択。もちろん自分で自宅のドアや鍵を撮影してアイコンにしてみても良い。 - wena3側で設定
続いてwena3アプリ側での設定→
→
・アプリを開いてい三本線から「デバイス設定」→「Riiiver設定」をタップ
・先程作成した「玄関解錠」という項目があるので「詳細を見る」をタップ
・「SESAME操作」を解錠を選択。
・API Key、Device UUID、Device Secret Keyなるものが必要になる。これは何かというのは特に意識する必要はないので、とにかく正しいものを入力すれば良い
SESAMEロック操作のカードの説明によると、
とのことなので(赤字下線)、https://partners.candyhouse.co/login へ移動→
→
事前にユーザー登録したときのメールアドレスを入力して、ログインをクリック → 認証コードが書かれたメールが来るのでその4桁の数字を入力 → api keyが表示されている [セサミ]と書かれた部分をタップするとDevice UUID、Device Secret Keyも表示される。それぞれタップすればコピー出来るので内容をwena3アプリに切り替えて、それぞれペーストして行く
これで完了だが、
こんな感じで設定までのステップがやや多い。
特にapi keyやDevice UUIDなどの設定って、文字列をガッチャンコして一回でどうにかなると思うのだけど。。
テスト
まずRiiiverの機能を使うにはwenaアプリをバックグランドでもいいから立ち上げておく必要がる。
この状態でテストしてみる
この状態でテストしてみる
ちなみにスマホはロック状態
解錠か施錠、あるいは施錠確認の3つしか選べない
wena3のアクションボタンは3種類しかない(メニュー左、ボタンクリック、ボタンダブルクリック)
ボタンクリック、ボタンダブルクリックは既にメディア操作に使っていて便利なので外せない。
なのでメニュー左をRiiiverに割り当てているのだが、ここに解錠を設定してる
解錠、施錠、施錠確認の3種類しかないのだが、筆者が個人的に欲しいのは「解錠・施錠」。要するに解錠している時は施錠して、施錠している時は解錠するというボタンが欲しい。
オートロックを短めに設定している人は「解錠」ボタンだけを設定すれば良いと思う。施錠は自動的に行われるので。
注意点
注意点として、wena3本体のボタンのダブルクリックを「解錠」にするのがおすすめ
なぜならホーム画面をタップにというのは偶発的にタップしてしまうことがあるから。
ホーム画面に解錠を設定すると偶発的に解錠されてしまう。当然、偶発的に解錠してしまうのはお家のセキュリティがやばくなる。
ホーム画面に解錠を設定すると偶発的に解錠されてしまう。当然、偶発的に解錠してしまうのはお家のセキュリティがやばくなる。
本体ボタンダブルクリックは偶発的に発動することはほぼないので解錠設定は本体ボタンダブルクリックが強くおすすめ。
iiideaの編集が出来ない
iiideaを「玄関解錠」というタイトルで作成したが、動作を「施錠」にしたのでやはりタイトルも「玄関施錠」変えたいだとか、Triggerを変えたいだとか思っても、編集が出来ない。
結局削除して作成する羽目に。これは地味に面倒。
Wena3アプリの画面↓
Wena3アプリの画面↓

この赤いマークのタイトルを編集したいのだが出来ない。
SESAME動作やAPI Keyなどは編集できる。
Trigger、Serviceも編集できない。
ちなみにRiiiverアプリ側では一切編集できない。
結局スマホは必要
wena3から操作しても、結局、スマホでのBluetooth信号による操作が必要なので、wena3単独で解錠することは出来ない。
なので、ゴミ出しや近所のコンビニなど、ちょっとした外出で、スマホを忘れて外出してオートロックがかかって締め出された場合、wena3があるから安心というわけではなく、やはりスマホが必要で、バックアップ手段としては使えない。
結局、バックアップはこういう商品が一番確実かと。
この中にスペアキーを入れてしまって、そしてこれを家の敷地内の適当なとこに施錠したり、ガスメーターボックスの中に貼り付けたり、マンションの場合、郵便受けの中に貼り付けるなどをすればOK。
数日運用してみて
追記:
この記事を書いて1週間程度だが運用してみた。
たまに動作しないことがあると書いたけど。
何度実行しても全く動作しない時がある。
レスポンスが遅れているとかではなく、全く動作しない・・!
と思ったら、Riiiverのログインセッションが切れていたみたいで、wenaアプリからRiiiver設定の画面を見るとRiiiverのログイン画面が出てきてログインを促された。これはエラー通知などがないので気づけない。
Riiiverにログインした後はまた普通に使えるのだが、ログインセッションが切れたら使えないというのは仕方がないとは言えいざとなった時、使えない、いちいちwena3アプリのRiiiver設定を見に行くというのは面倒くさすぎる。
そして、すべて設定がうまく行っていても、暫く経つとまたまったく動作しなくなる。
その場合、またAPI Key、secretKeyを生成し直すとまたうまく動作する。(定期的にこれが必要?)
あとwenaアプリを常に立ち上げて置かないとならない(バックグランドでもOK)というのも地味に面倒。
このRiiiverを使ったsesame4の設定はwenaアプリ上まだ残っているけど、今では一切使っていない状況。
バージョンアップなどあればまた試してみたいけど現状はこんな感じ。。。
不具合の傾向と対策
この設定を行ってから1ヶ月が経つが、傾向と対策が少し見れて来たので追記。
まず2週間程度、この設定で運用していると、Sesame4の操作を全く受け付けなくなる。
API KeyやSecretIDなどに有効期限があるのではないかと思い、リフレッシュして再度、登録し直してみると、操作を受け付けて正常稼働状態に戻った。
また2週間程度、運用していると、例によってまた操作を受け付けなくなった。これはきっと2週間程度で何かしらの有効期限が切れると思われる。ただ今回は違った操作を試してみようと、Keyのリフレッシュは必要内容で、wena3アプリでRiiiverの設定画面で詳細画面を開けばいいみたい。
API KeyやSecretIDなどに有効期限があるのではないかと思い、リフレッシュして再度、登録し直してみると、操作を受け付けて正常稼働状態に戻った。
また2週間程度、運用していると、例によってまた操作を受け付けなくなった。これはきっと2週間程度で何かしらの有効期限が切れると思われる。ただ今回は違った操作を試してみようと、Keyのリフレッシュは必要内容で、wena3アプリでRiiiverの設定画面で詳細画面を開けばいいみたい。
現在の分かっているバグ仕様と対策方法は、
- 2週間程度で操作を受け付けなくなる
- wena3アプリで「デバイス設定」→各Riiiverの「詳細を見る」をタップして特に何もせず戻る
これでOKだけど、これを2週間置きに行う?ちょっと面倒くさい。