スマートロック、Sesame4(セサミ4)購入、取り付け、設定まで
Sesame4を購入して設置&運用してみたので、そこまでの経過を記述
まずは、
スマートロック、Sesame4導入に決定!
で購入した経緯は記述した通り。
とにかく数年間、迷いに迷って結局、最安値でシンプルな作りのSesame4を導入することになった。
結論から言うと、こちらを購入して大正解だったと思う。
スマートロック導入は筆者は初めてで、他製品のユーザーも概ねスマートロックに対する評価は高く、スマートロック全般がQOLを上げるものなのかもしれない。
でも、やはり使いやすさと安価であることとシンプルであることは万人におすすめ出来るポイントではあるので、他製品を実運用しての比較は行っていないけど、単純にスペックや機能などを比較して、自分の中では、一番に推したい製品であるのは間違いない。
直販サイトでの購入
導入決定の記事でも書いた通り、
とにかく↓こちらの直販サイトで購入すること!
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直販サイトでは5,478円+送料で購入可能。(Amazonで購入したら7,980円) ※2022年8月時点
なお、AmazonPayが使えるので普段Amazon を使う人やAmazon ポイントが余っている人は、入力項目もなく、クリックだけで抵抗なく購入が可能なので、尚更直販サイトで購入すべき
なお、AmazonPayが使えるので普段Amazon を使う人やAmazon ポイントが余っている人は、入力項目もなく、クリックだけで抵抗なく購入が可能なので、尚更直販サイトで購入すべき
(楽天やヤフーショッピングでの取り扱いは基本転売っぽい商品ばかりなので、定価より高くなっているので尚更おすすめしない。)
購入後、メールが届き、営業時間内であれば当日発送。
東京から近い地域であれば大体翌日届くと思われる。
配送もAmazon 並みに早いので尚更直販で買ったほうがお得。
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WiFiモジュールは必要か?
上記の購入ページでWiFiモジュールも一緒に購入することを推奨しているけど、WiFiモジュールって何?必要なの?って思われるかもしれないので、説明すると、、
WiFiモジュールが無ければ外出先や家の中でも玄関から離れると、鍵の操作が出来ない。鍵の状態の確認ができない、といった状態に陥る。
WiFiモジュールがない場合はSesame本体とBluetooth接続することになるためで、壁やドア、フロアを跨ぐと通信できなくなるなど、割と通信範囲は狭い。
またスマートウォッチやAmazonやGoogleのスマートスピーカーを利用してSesameの操作をしたい場合も必須となる。
しかし、絶対にドアの側でしか解錠、施錠などの操作することはないというのであれば不要ではある。後からやっぱあった方が良かったなとなった場合、配送料が掛かるので、最初から購入しておいたほうが無難。
開封&取り付け
- 当日発送で翌日に宅急便コンパクトで届いた
- 開封
なんかチラシのような紙が
よく読むと通常の不具合などだけでなく、ドアに合わなければ3Dプリンタで専用のアダプターを作って送るよーと言った内容が。こういうのも事前に知っていたが、やはりこうしたサポートが手厚そうなのも購入に至った動機でもある。 - 絶縁ビニルを取り外す
これを最初にやっておかないとあとあと面倒
付属の説明書に書いてあるので、まぁ実際に取り付ける時はここではなく、説明書読みましょうね。 - 取り付け位置確認
まずはドアに当ててみて位置と高さを確認
そのまま取り付けると指先分の隙間があるので取り付けできないようだ - アダプターで高さ調整
そこで、この付属のアダプタを使って高さ調整を行う。
試行錯誤したけど、我が家のドアでは2段目のネジ穴が丁度いいみたい。 - 両面テープでドアに取り付け
付属の両面テープをアダプタに取り付け、慎重にドアに取り付ける
ゆっくり取り付けて、このまま数十秒待つ。
これでしっかりついた。
ちなみに3M製のかなり強力な両面テープなので剥がれる心配はなさそう。
よくこの手の商品のレビューに取り付けた後、両面テープが剥がれたとかレビューが散見されるが、私が取り付けたこの後の感覚だと、この強力な両面テープが果たしてそんなに簡単に剥がれるか?と素直に疑問に思う。
かなり安心できる装着感なので安心して良いと思われる。
ちなみに我が家は鍵が2つあるのだが、導入したのは1つのみ。
下の鍵はほぼ使わないから。
接続&テスト運用
- アプリダウンロード
アプリストアで「セサミ4」で検索、あるいは普通に説明書のQRコードからアプリにアクセス - アプリを開く
- 接続してみる
DLしたら取り付けたセサミ本体の近くへ移動
右上の「+」をタップして、「新規デバイス」をタップ
このように「セサミ」と出てくるのでタップする
これで接続は完了 - 解錠、施錠の位置を設定
続いて解錠と施錠の位置の設定を行う。
手動でドアの鍵を締めて「施錠の位置を固定する」をタップ
手動でドアの鍵を開けて「解錠の位置を固定する」をタップ
これで設定は完了 - 解錠、施錠のテストをしてみる
- 外に出て解錠、施錠のテストをしてみる
念のため、ドアの外でも試験してみる。 - 完了
難しいことを考えなければ、以上で基本的な設定は完了で、すぐに使うことが出来る。他製品を持っていないので比較はできないが、めちゃ早い。
この手の製品でありがちなユーザー登録やログインなどが不要で、すぐに使えるのもユーザーフレンドリーで非常に好感が持てる。
「4.解錠、施錠のテストをしてみる」の動画で分かる通り、速度も早いQrioロックなど他製品ではレスポンスが遅いなどレビューが散見されているけど、Sesameのこの速度で文句言う人はいないと思う。
「4.解錠、施錠のテストをしてみる」の動画で分かる通り、速度も早いQrioロックなど他製品ではレスポンスが遅いなどレビューが散見されているけど、Sesameのこの速度で文句言う人はいないと思う。
wifiモジュールの設置と設定
まずは設置。
wifiモジュールは見ての通り、USB端子一つだけで電源を供給する小さな機器。
で、筐体は白なので、コンセントアダプターも白で
ただ複数端子を使うコンセントアダプタを使うと、、

この通り端子を塞いでしまう。
なのでこういう一つの端子がおすすめ
wifiモジュールは見ての通り、USB端子一つだけで電源を供給する小さな機器。
で、筐体は白なので、コンセントアダプターも白で
ただ複数端子を使うコンセントアダプタを使うと、、


この通り端子を塞いでしまう。
なのでこういう一つの端子がおすすめ
こちらエレコム製

こんな感じになる。とてもコンパクト。
設置
そして取り付け。このwifiモジュールはSesame4と通信を行う。なのでSesame4の近く玄関ドア近くに配置しないとならない。
玄関から一番近いコンセントに設置。(上にあるのは人感センサー付き足元灯)
必ずwifiモジュールの近くで、アプリを立ち上げ、
アプリの設定
必ずwifiモジュールの近くで、アプリを立ち上げ、
「ネットの接続状態」がこの画像と同じようになればOK
「セサミを追加」をタップ → 該当するセサミが表示されるのでタップ → WIFIモジュールが表示される
「セサミを追加」をタップ → 該当するセサミが表示されるのでタップ → WIFIモジュールが表示される
オートロックの設定
スマートロックを購入するきっかけとなった締め忘れ防止問題。この問題を解決するにはオートロック設定は個人的に必須なので、設定しておく。
「3秒、5秒、7秒、10秒、15秒、30秒、1分、2分、5分、30分、1時間」と言った設定が可能
個人的には5分くらいがおすすめ。あまりに長いとオートロックの意味がなくセキュリティ的にどうなのと言った話になるし、10秒以内とか、短いとスマホ持たずに郵便受けに郵便物を取りに行ったりしただけで締め出しを食らってしまうから。
自宅の玄関ドアに近づくと自動的にドアが開く「手ぶら解錠」
WiFiモジュールがあればぜひとも設定しておきたいところ。
WiFiモジュールがあればぜひとも設定しておきたいところ。
逆にWiFiモジュールがない場合は、自分も試してみたが、ドアにたどり着いてから解錠までにかなり時間がかかるので、実用的ではなく、設定はオフの方が良いと思う。
どの製品でも同じなのだがこの手ぶら解錠という機能は安定していないので、万人にはお薦めはできないかもしれない。
これはスマホのGPSを使うためで、決してこの製品の問題ではない。
これはスマホのGPSを使うためで、決してこの製品の問題ではない。
例えばマンションの高階層に住んでいるとGPSは正しく取得できないので、この場合、自宅マンションにいるのに外出したと判断されたり、逆に外出してから自宅マンションにまだ着いていないのに解錠準備が行われたりする。
我が家は一戸建てなのだがすぐ近くにコンビニやスーパーがあるのでそこで買い物していても外出扱いになかなかならず、最小範囲の20m以内に近づいた場合に発動するようにしている。
今のところうまく行っているが、たまにあれ?と思う挙動がある。
こちらの機能、
こんな感じで自宅に近づくと準備が出来た旨の通知が来るのだが、実際に玄関の近くに来てもドアにたどり着いても、うんともすんとも言わず、玄関前で待ちぼうけを食らった上に、結局、ウィジェットで解錠するということが何度もあり、結構イラついてしまう(笑)
自宅の有効範囲を20mなど狭めると自宅にいるのに自宅の3階に行っただけで、お出かけ扱いとなって、2階に降りると帰宅扱いになって、解錠してしまうという誤作動?を起こした。
かと言って自宅範囲を広げると今度は隣の路地を通っただけで帰宅扱いとなったりしていちいち通知が来る。

自宅の有効範囲を20mなど狭めると自宅にいるのに自宅の3階に行っただけで、お出かけ扱いとなって、2階に降りると帰宅扱いになって、解錠してしまうという誤作動?を起こした。
かと言って自宅範囲を広げると今度は隣の路地を通っただけで帰宅扱いとなったりしていちいち通知が来る。
手ぶら解錠機能をオンにするとバッテリー消費が増える?

↑こちら1日お出かけした結果。
やはりバッテリーは消費するみたい。
ただ何度も言う通りこれはSesame4に限った話ではなく、「手ぶら解錠」に当たる機能は他の競合商品にもあるがどれもレビューやクチコミは微妙。
通知はたくさん来るようになる。
大家族で運用していると家族が出入りするたびに通知が来ると思う。
かと言って通知をオフにすると、施錠されたか、不安になる
解錠は特に通知はいらないのではないかなとも思う。
少なくともユーザーが通知の内容をオンオフ切り替える
一定時間、一時的に通知をオフにする機能を作るなどがあってもいいかも。
ひとり暮らしなら適切な通知量かも知れない。
Sesame4の場合、締め出しの心配は無いか?
Sesame4ではオートロックの時間は細かく設定出来る。オートロックを設定した場合、やはり鍵とスマホ、(さらに設定済のスマートウォッチなども)を忘れて、外に出て締め出しを喰らう可能性はゼロではない。
また万が一だけど、Sesameのバッテリーが切れた場合も締め出しを喰らうことになる。
また万が一だけど、Sesameのバッテリーが切れた場合も締め出しを喰らうことになる。
Sesame導入するの当たり不安なのがオートロック時のバックアップがないこと。つまりQrioロックで言うQrioPADのように暗証番号で解錠出来るなどの第2の手段がないと締め出されそうで怖いことだけど
それを回避する手段がこういう商品。
この中にスペアキーを入れてしまって、そしてこれを家の敷地内の適当なとこに施錠したり、ガスメーターボックスの中に貼り付けたり、マンションの場合、郵便受けの中に貼り付けるなどをすればOK。
とてもアナログではなるけどQrioPadなどが暗証番号で解錠できるのであれば、この手段もほぼ同じ意味を持つことになる。
これはSesameシリーズ以外でも有効なので、QrioPadやSwitchbotPadを購入しなくてもいいし、そもそもそれに当たる製品がないスマートロックでも、有効なのでおすすめな手段。
マンションオートロックでは鍵は必要?
私の家は一戸建てで玄関は一つなのでいいが、マンション住まいの人は大概オートロックで鍵が必要と考えるかもしれない。
これはSesame4に限らずスマートロック全般の問題。
そこで先程のCEOの動画。
オートロックの場合の解決方法
オートロックの場合の解決方法
SesameBot(SwitchBotのような物理ボタンを操作するもの)を使った解決方法を提案している。
なるほど、、こうすれば確かにオートロックでも鍵を取り出す必要はない。
なるほど、、こうすれば確かにオートロックでも鍵を取り出す必要はない。
Siri音声コマンドの登録
もちろん、iPhoneのSiri音声コマンドにも対応しているので登録しておこう。
これを行うことによって、同時にショートカットが登録されることになる。
ショートカットが登録されることにより、後述するウィジェットの設定や背面タップの設定が可能となるので、この設定は必須と言っても良いかもしれない。
- セサミの画面から「…」をタップ
- Siri音声コマンドをタップ
このまま完了をタップすれば「オープン セサミ」とSiriに発せれば解錠出来る設定となる。 - 続いて施錠を音声コマンドに追加しよう
もう一度Siri音声コマンドをタップ
セサミを施錠するをタップ
既に割り当てられていると表示されるが「OK」をタップ
「Close セサミ」と発声する。
(「玄関を締めて」とか、自分が分かりやすく好きな音声コマンドであれば何でもいい)
これで解錠と施錠のSiri音声コマンドとショートカットが出来る - 施錠・解錠を追加
ついでに施錠・解錠を追加しよう
これは施錠している時は解錠して、解錠している時は施錠するというコマンド
さらにもう一度Siri音声コマンドをタップ
「セサミを施錠・解錠する」をタップ
同じ要領で好きな音声コマンドを登録すれば完了!
ウィジェットによる解錠・施錠の設定(iOS)
つづいてウィジェットの設定。
ウィジェット対応したiOSバージョンであれば(今は殆ど対応しているか・・)、ぜひ設定しておこう。
ウィジェットを設定しておけばアプリを開かなくても、iPhoneがロック状態でも解錠、施錠の操作ができて便利。
ウィジェットを設定しておけばアプリを開かなくても、iPhoneがロック状態でも解錠、施錠の操作ができて便利。
背面タップによる解錠・施錠の設定(iOS14以降)
iOS14以降では背面タップにて操作が可能。
こちら意外と知られていない機能なので、他の用途のためにも覚えておいても良いと思う。背面をダブルタップしたりトリプルタップしたりしたら、それがトリガーとなっていろんな機能を割り当てることが出来る。背面タップはカバーを付けていてもちゃんと動く。
前述の「Siri音声コマンドによる解錠・施錠の設定(iOS)」の項目を実施していればショートカットが自動的に登録されているはずなので、こちらは設定→アクセシビリティ→タッチ→背面タップで設定ができる。
前述の「Siri音声コマンドによる解錠・施錠の設定(iOS)」の項目を実施していればショートカットが自動的に登録されているはずなので、こちらは設定→アクセシビリティ→タッチ→背面タップで設定ができる。
設定する例としてはダブルタップしたら施錠、トリプルタップしたら解錠、みたいな設定が可能。
ただし、この背面タップというアクション、
私のiPhone11Proでは感度が悪くなかなか検知してくれない。
ダブルタップもトリプルタップも打率2割位でほぼ反応してくれない。
もし検知して解錠、施錠などのアクションを起こしてもレスポンスが遅い。
待っている間、施錠するのかしないのか、、とても不安になる。
待っている間、施錠するのかしないのか、、とても不安になる。
なのでこの機能は結局使っていない。。
これはSesame4が悪いわけではなく私のiPhone11Proの感度が悪いから。
これはSesame4が悪いわけではなく私のiPhone11Proの感度が悪いから。
wena3+Riiiverで設定してみる
こちらは長くなるので、下記の別記事に書いてみた。
・wena3+RiiiverでSesame4(セサミ4)を操作してみる
https://monohoshii.jp/blog-entry-124.html
・wena3+RiiiverでSesame4(セサミ4)を操作してみる
https://monohoshii.jp/blog-entry-124.html
NFCタグによる解錠施錠
以上、一部前記事と重複した内容も記述している。どの記事も読む人は少ないと思われるので、どの記事を参照しても問題ないように心がけたつもり。