物欲が止まらない。

何しても頭痒くなる問題の解決法

2022/05/12
生活 0
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20代頃から長年悩んでいた頭のかゆみ問題。
毎日シャンプーしているし、シャンプーの頻度、シャンプーの種類いろいろ試したけど結局改善されない。
けど最近ちょっとだけ改善したので方法を紹介。
ただ年令を重ねて髪の毛の量が減ったとか、油の分泌量が変化したなど複合的な要因があるので、もちろん万人に当てはまるものではない点はご了承願いたい。

ちなみに私は40代前半の男性で、(頭皮は特に)乾燥肌。

途中、断言口調の文章が各所に見られるけど、科学的根拠やデータを持って記述したわけではなくあくまで個人的な見解であることをご了承願いたい(笑)

毎日シャンプーするという行為がそもそもの間違い?

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毎日シャンプーを習慣としたのはごくごく最近で、日本人だけ、という事実をご存知だろうか。
毎日シャンプーは国内メーカー側がビジネス的な理由(たくさん売るため)で推奨したという説が有力であり、自分も確かにそういう節はあるかと思う。

過去の戦後間もないときは「月2回はシャンプーを」、高度成長期には「週1回は」、と推奨するシャンプーの頻度は上がっていき、80年代のバブル期頃には週2~3回。90年代にはついに毎日シャンプーすることを推奨するようになり定着してしまった。これらは花王などシャンプーメーカーの各時代の広告などの宣伝文句を参照すれば変化がよく分かる。

一方海外(主に欧米諸国)では毎日シャンプーすると髪の毛が痛むと考えられており、実際水の質やシャンプーの質の問題もあるが、毎日シャンプーすると髪がゴワゴワになるそう。
ただ海外は多くは石鹸性の強いシャンプーで、水が硬質なのも影響されているみたい。
また後進国ではおそらく毎日シャンプーする国はないだろうし、そもそもシャンプーを使わない国や地域も多いと思われる。そしてインディアンはシャンプーしないというのは有名な話。

まぁとにかくシャンプーの頻度問題については諸説あるけど、毎日シャンプーする人種は現代日本人だけということはご認識しておいていただきたい。


無添加やノンシリコンシャンプーがいいという間違い

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2010年代前半に流行ったノンシリコンを売りにするシャンプーもすっかり見なくなった。
シリコンというのは髪の毛をツルツルにする成分(「メチコン」「シロキ」「シリル」「シラン」など)で、これが頭皮にいたずらして痒みを招くという説が一時的に定着した。というか今でも一定は信じられている。
今でもノンシリコンというのを売りにしている商品もあるけど、添加物の少ないノンシリコンのほうが高価であるという矛盾と、シャンプーはノンシリコンなのにセット売りしているコンディショナーにはシリコンたっぷりという矛盾を二重で抱えており、メーカー側も実はノンシリコンが頭皮にいいとは一切考えていないような節もあり、単なるビジネスだったということが伺える。

そもそも50年以上歴史のある花王のシャンプー「メリット」はシリコンを含んでいない。にも関わらずそれを売りとしていなかった。安価であるしノンシリコンを求めるなら皆この「メリット」を使えばいいのに、それをしないのは高価なものを使っているのだから髪や頭皮に良いに違いないというプラシーボと企業のブランディングに嵌っているから他ならない。
(ちなみにメリットは私には洗浄成分が強すぎて合わないので使っていないっす)

現代人にはおすすめできない湯シャン

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頭が痒くなる対策を調べていると、Youtubeの動画や各種ネット上のブログなどで、お湯のみで洗髪する湯シャンを奨めるコンテンツが必ず出てくると思う。
湯シャンというのは前述の通り、シャンプーを使わずお湯だけで洗髪するという方法。
やり方や考え方は宗教のように多数存在するが、基本的には毎日行い、お湯の温度は低めで、優しく洗うというのが共通の考え方。
毎日シャンプーするのが間違いという考え方に基づけば、理屈も最もらしいのだけど、皆さんも実際にやってみると分かるけど、これやって、いつまで経っても頭は痒い、、どころか痒さが悪化すると思われる。
夏場は湯シャンは避けるとか、湯シャンの頻度は3日に1回から初めて徐々に慣らしていくとかいろんな実践方法があるけど、これらを色々な方法を長期間実践しても自分は絶対に頭は痒くなる・・!


成人日本人はもはや毎日シャンプーのスパイラルから抜け出せない

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毎日シャンプーするという習慣がついた現代日本人の頭皮はひ弱な頭皮となり、善玉常在菌が少ない状態になっているため、結局毎日シャンプーし続けないとならないようだ。(少なくとも自分は)

また人間の各所の器官や部位は50年生きることを想定していないので、加齢とともに何かしら人為的に手を加えないとならないと思われる。髪の毛、頭皮もその一つ。


「シャンプーをしない」→「洗浄成分を薄くする」という発想への切り替え

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こうなったらシャンプーは毎日行うこと前提にシャンプーそのものと使い方を変えるという発想に。

添加剤、洗浄成分が少ない商品を選ぶ
まずは添加剤、洗浄成分が少ないやさしい商品を選ぶということ。


こちらの商品を使うようになって、上手く行ったというお話。

息子が小さい時、シャンプーをこのような無添加で小さな子供でも使える洗浄成分の少ないものを選択。これは泡で出る清浄力の少ないオーガニックシャンプー。
それを共用しているとなんだか頭皮の調子がすこぶる良くなり、痒みもいくばくか減ったような気が・・。
それから元の洗浄成分の多い男性用シャンプーは使わなくなった。

毎日シャンプーをするなら、このように小さな子供が使っても大丈夫なくらいのものや、無添加で優しいものがオススメ


既存商品を薄めて使うという発想

長年の習慣やお気に入りの香りなどの理由でどうしても手放せないお気に入りのシャンプーがある場合、それを薄めて使うというのもあり。自分はそれでも上手く行っているので。
やり方は手に取ったシャンプーを都度手のひらで薄めるという方法と、シャンプーボトル内で水とシャンプーを1:1で希釈して薄めてしまうという方法。
どちらも理屈は同じなので、最初は手のひらで薄める方法で、シャンプーの残量が半分程度になったらシャンプーボトル内で薄める方法をとっている。

最初からディスペンサーにいれて希釈してもよいかとも思う

この方法をとる場合も無添加で優しいシャンプーがおすすめで自分が使っているのがこれ。

前述の無添加シャンプーを息子が卒業したので、こちらを共有することになったけど、普通に使うと洗浄成分が自分にはこれ使ってでも強すぎると感じたため、こちらを上記のように薄めて使うことによって、結果洗浄成分を減らすことになった。


コンディショナーは控えめに

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当初、頭皮にとって異物であるコンディショナーはなるべく使わないほうが良いと考えて、シャンプーを変えたと同時に使わなくした。しかしながら、どうも髪の毛にゴワゴワと違和感があり、馴染まなかった。

コンディショナーは基本洗浄成分を含まない。そして頭皮の保湿や髪の毛をサラサラにして通気性を保つという働きもあるので、結果頭皮に良い作用を及ぼすと考えに落ち着いた。
コンディショナーの一般的な効能は、髪の毛をサラサラにすることだけど、PHを整えるという目的もある。こちらも結果頭皮に良い作用をもたらすため、やはりコンディショナーは使ったほうが良いと思われる。

以上のことを踏まえ、コンディショナーは控えめになら使ってもいいのではと考え、結局毎日使っている。けど量を減らしている。シャンプーを1:1で希釈して1/2にしたのと同じように、コンディショナーも使用量を半分にしている
これでゴワゴワもなくなり頭皮に異常も痒みもない。



とにかく爪を切る

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過去の経験から頭の痒さと爪の長さは比例すると言っても過言ではない。
掻けば搔くほど痒くなるのは常識。爪が長いと激しく搔く道具となってしまい、頭皮を傷つけ痒みのスパイラルに陥ることになる。
なので特に頭のかゆみに悩まされている人は、普段から爪を伸ばさないようにすることが重要。
爪を伸ばさないのは社会人におけるマナーでもあり、見た目の清潔感のためにも。




仕上げにローションを



仕上げに頭皮専用のローションを忘れずに
乾燥性敏感肌の人に向けた頭皮専用ローション
これがすごくいい。
洗髪後と朝の2回、要所要所で使用。これがかなり頭皮が安定する。
実はこのローションの効果が一番大きいのではないかと思うので、ここに上げること全部やるのが面倒な人はこちらだけでも試して欲しい。


結果問題なし


以上のことを実践して、今のところ問題なしで頭皮も髪の毛もすこぶる調子がいい。

今後も改善しながら、経過を観察していきたい


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