スマホがあるのにDJI Pocketなどの動画専用カメラは必要か
2022/05/08

スマホにジンバルをつけたらDJI Pocketやアクションカメラは必要ないのではないかというのを検証してみたというお話。
先日、DJI Pocket2を購入。しばらく使っているけどとても良いカメラ。
元々ジンバルも持っていて、それにスマホを付けて撮影していたので、特にこうしたカメラは必要ないと思っていたけど、先日、スマホでタイムラプス撮影をしている間、Youtubeでも観ていよう、少なくとも音声だけでもラジオ感覚で聴いて見ようと思ったとこ、当然ながらスマホは録画中なので手元になく、iPhoneは録画中、音を鳴らせない。
ということでタイムラプス撮影時間の10分以上をスマホ無しでただただ時間が過ぎるのを待つという、現代人らしからぬ苦行を強いられることになった。
さらに特にVlogなどを作っている人は性能が良くて持ち運びの楽な動画撮影用機材が必要かとも思われる。
ただ、スマホの動画撮影能力もiPhoneでいうと11あたりから劇的に良くなり、ほんとにDJI Pocketなどの専用カメラが必要なのかは、ちょっと疑問が湧くのではと思われる。
さらにスマホにジンバルをつければスマホの弱点の手ブレも抑えられる訳で益々スマホで十分なのではという考えに傾いてしまう。
そこで今更ではあるけど、DJI Pocket2とiPhone11Proというほぼ同時期発売の機器同士で夜間撮影比較を行ってみた。
この動画を見ると分かるけど、ほぼ動画品質は互角で、DJI Pocketがやや明るく感じるが、明るい一方でノイズもやや見られるのでこれは感度設定の問題だと思われるので、イメージセンサーの品質としてはホントにほぼ同じなのではないかと思われる。
しかしながらスマホには手ブレという弱点があり、それが夜間撮影となると更に顕著となる。それを克服するためにジンバルをつけるのだが、ジンバルを付けるとホントにDJIPocket2とiPhone11Proは互角の品質となる。
となると判断は持ち歩きのスペースと重さというサイズ感によるものとなる
スマホはどのみち持ち歩くものなので、
判断するのはジンバルとDJI Pocketの重さとサイズ感の比較となる
まず重さは、
DJI Powerdirectorは119gで、ジンバルは256g
大きさについても、
DJI Pocket2の方が長さ短く、体積も小さい
録画機能があるものを重複して持ち歩くという非合理的な街歩き方ではあるけど、結局、自分的にはDJI Pocket2などの撮影専用のカメラは特に持っていたほうがメリットが大きいのではと思った。
ただスマホで動画を撮影するのであればジンバルは必須なのだなと改めて感じさせる検証ではあった。